【NBA】河村勇輝が自己最多10得点、３点シュート３本成功、７アシストもマーク

＜NBAオープン戦（プレシーズンゲーム）：ペイサーズ116−120グリズリーズ＞◇14日（日本時間15日）◇米インディアナ州インディアナポリス◇ゲインブリッジ・フィールドハウス

グリズリーズのキャンプに参加している河村勇輝（23）がオープン戦で4試合連続出場し、自身初の2桁となる10得点を挙げた。3本の3点シュートによるもので、自己最長となる25分以上プレーし、7アシストをマーク。リバウンドとスチールも1つずつ記録した。

3点シュート成功はオープン戦初戦以来3試合ぶりで、フィールドゴール成功も3試合ぶり。ノールックでのアシストパスを何度も繰り出すなど、スピードと切れのあるプレーでアピールした。

2日前のブルズ戦に続き、第1クオーター（Q）途中から出場。残り約6分からコートに立つと、残り1分台にリング正面から距離のある外角シュートを沈めた。さらに残り30秒台には、受け手に視線をそらしてのラストパスで得点を演出した。

第2Q途中には左45度の位置から外角シュートを射止めた。第4Qはフル出場し、開始早々にこの日3本目の3点シュートを射止めると、終盤にはスチールを記録。さらにフリースローも決めて得点を2桁に乗せた。

チームとはエグジビット10契約を結んでいる。NBAで定められている契約の1つで、最低年俸、無保証だが、クラブはシーズン開幕前、NBAと下部組織のGリーグチームを一定期間行き来できるツーウェー契約に切り替えられる。保証のないシビアな契約から、開幕ロスター入りをつかめるか。次戦18日（日本時間19日）のヒート戦が、最後のオープン戦となる。