妊娠中の人工甘味料の摂取には注意すべきである

1

2024年10月15日 13:00  妊活・卵活ニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

妊活・卵活ニュース

写真

人工甘味料の摂取と妊娠転帰
10月3日、中国の研究チームは、「Nutrients」にて、妊娠中の人工甘味料の摂取により、有害な妊娠転帰をまねくと発表した。

妊娠中の人工甘味料と妊娠転帰における関係性
アスパルテーム、アセスルファム、サッカリン、スクラロースなどの人工甘味料は砂糖の代替品であり、砂糖と比べて甘味度が高いものの低カロリーとなる。また、砂糖から人工甘味料に代替することにより、虫歯や肥満を予防できるといわれる。

一方、これまで、複数の研究論文では、人工甘味料と有害な妊娠転帰の関連性が指摘され、妊娠中の人工甘味料の摂取は低体重児、早産、妊娠糖尿病のリスクを増加させると報告されている。

そこで今回、研究チームは、妊娠中の人工甘味料と妊娠転帰における関係性を検証した。遺伝子を用いてゲノム規模の解析を行ったところ、人工甘味料入りの紅茶と子宮外妊娠において関連性が認められた。

また、妊娠中に人工甘味料入りのコーヒーを摂取することにより、早期破水リスクが62%増加した。特に、妊娠初期に人工甘味料入りのコーヒーを1日3杯以上飲む女性は、あまり飲まない女性と比べて早期破水リスクが2倍であったという。

(画像はMDPIより)

MDPI

NEWS MEDICAL

このニュースに関するつぶやき

  • 胎児のみに焦点化するな。親がここまで影響受けるのが食品添加物だ。
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングライフスタイル

前日のランキングへ

ニュース設定