【バレー】古賀紗理那さん、現役時代の女性特有の悩みについて明かす「腰が抜けそうに」

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2024年10月15日 15:25  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

イベントで笑顔を見せる古賀紗理那さん(撮影・勝部晃多)

バレーボール女子日本代表主将を務め、今夏のパリオリンピック(五輪)限りで現役を引退した古賀紗理那さん(28)が、アスリートの女性特有の悩みとの向き合い方について明かした。


15日、都内で行われた「働く女性と健康を考えるトークセッション 〜今求められる職場におけるヘルスケアサポートとは〜」に出席。グリーンの花柄ブラウスにロングスカートと、秋めいたワントーンコーデに身を包んで登場し、今月19日の「国際生理の日」に合わせたテーマでのトークでは、「私は特に生理不順がひどくて、海外遠征が増えてきて環境や食事の変化で、(生理が)来ないことが増えたことは不安だった」などと、自身の経験談を赤裸々に語った。


現役時代、生理前は「腰が抜けそうに」なる痛みにも悩まされたという。それでも、所属チームや日本代表では、トレーナーや選手らと気兼ねなく相談できていたことを明かし、「トレーニングの重さを調節したり、しっかり相談してそれをコーチらに伝えてくれる、そういう連携があった」と、生理への理解があったことに感謝した。起床時の体温などをスタッフ陣と共有するシステムも確立されていたという。


一方で、生理で起きる影響については個人差も大きく、社会全体ではまだまだ理解が進んでいないという現状もある。「ちゃんと言えない環境もあると思う。できることはまだまだあるんじゃないか」と、思い巡らせた。


コートを退いて2カ月。私生活や今後のキャリアについては、「いろんなことを経験させてもらって、自分のやりたいことを決めていきたい」と話していた。

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