アップル(Apple)が、新型「iPad mini」を発表した。「iPad mini」の新作が発売されるのは約3年ぶりで、価格はWi-Fiモデルが7万8800円から、Wi-Fi + Cellularモデルが10万4800円から。現在購入予約を受け付けており、10月23日からアップルストアとアップル製品取り扱い店舗で販売する。
新型iPad miniは、最新半導体「A17 Pro」チップと、アップル独自の生成AI「Apple Intelligence」を搭載。「A17 Pro」は前世代の「iPad mini(第6世代)」が備えていた「A15 Bionic」と比較して、CPUパフォーマンスが30%、グラフィックス性能が25%向上しているという。
Apple Intelligenceは、文章編集において書き直しや校正、要約ができるほか、写真をもとにしたオリジナル絵文字の作成やスケッチの絵画変換などが可能。「Siri」は、今までよりも言語能力が高くなり喋り方もより自然なものに進化したほか、搭乗予定のフライト情報の検索やレストランの予約管理など、幅広い用途に活用できる。また、対話型AI「ChatGPT」を搭載し、ユーザーはSiriを通じてChatGPTによる専門知識の取得や、画像生成などを行うことができる。なお、Apple Intelligenceは、来年の日本語対応が予定されている。
容量は前世代の2倍となる128GBからの展開で、256GBと512GBを加えた3種類を用意。カラーは新色のブルーとパープルのほか、スターライトとスペースグレイの計4色を揃える。
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