エルメスが2作目となる絵本を発売、ものづくりに不可欠な「糸」を主人公に

　「エルメス（HERMÈS）」が、ものづくりの楽しさを伝える絵本シリーズ「エルメスのえほん」から、第2作目となる「エルメスのえほん くるくるとステッチ」を発売する。10月28日から全国の書店で取り扱う。

　同ブランドは、2022年11月にメゾン初となる絵本「エルメスのえほん おさんぽステッチ」を刊行。約2年ぶりとなる今作でも、「手を動かして何かをつくる楽しさ」や「ものづくりから広がる温かな笑顔」といった、エルメスのアトリエでの日常を描いたという。また、前作同様に物語の創案と挿絵は、東京を拠点に活動する及川賢治と竹内繭子によるユニット「100%ORANGE」が手掛けた。
　今作「くるくるとステッチ」の主人公は、エルメスのものづくりにおいて不可欠な存在である「糸」。糸巻の「くるくる」が、初めて訪れた場所で他の道具たちに出会い、様々な経験を通して仲間とともにに何かを作る喜びを知る成長の物語だ。第1号店として長い歴史を持つパリのフォーブル=サントノーレ24番地のアトリエを、絵本の舞台として起用した。価格は2860円。