映画『ヒロアカ』興収35.2億円突破でシリーズ歴代1位「最高ヒット作に！」

　アニメ『僕のヒーローアカデミア』（ヒロアカ）の劇場版第4弾『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE ユアネクスト』（8月2日公開）が、10月14日までの集計で観客動員数246万人、興収35.2億円を突破し、『ヒロアカ』劇場版シリーズの歴代興収1位になったことが、公式Xにて発表された。

【写真】初日で3億円超！佐倉綾音・宮野真守ら登場した『ヒロアカ』舞台挨拶の様子

　今作は全国488館（うちIMAX51館、4DX 63館、MX4D13館、Dolby Cinema9館）にて公開され、初日の成績は観客動員数26万人、興行収入3.7億円を突破。シリーズ歴代No.1ヒットである前作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』（2021年8月6日公開／興行収入34.3億円）の初日興収対比で118％を記録しており、配給の東宝は「興行収入40億円突破を狙えるシリーズ歴代No.1の大ヒットスタートを切った」と説明していた。

　公式Xでは「『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』シリーズ最高ヒット！　動員246万人　興収35.2億円を突破し、ヒロアカ劇場版歴代最高ヒット作に！　沢山の応援ありがとうございます！　まだまだ劇場でPLUS ULTRAしましょう！」と伝えている。

　同作の原作は累計発行部数1億部を突破する人気漫画で、“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公・緑谷出久（デク）が、社会を守り、個性を悪用する犯罪者“敵”（ヴィラン）に立ち向かう“ヒーロー”になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちとともに成長する物語。

　2014年7月より『週刊少年ジャンプ』にて連載がスタートし、2024年8月5日に完結。2016年4月よりテレビアニメ第1期がスタートし、第8期の制作も決まっている。

　今回の劇場版は原作者の堀越耕平が総監修・キャラクター原案を担うオリジナルストーリーで、舞台となるのはアニメ7期と同じ時系列。ヒーローと敵＜ヴィラン＞の戦いによって荒廃し、敵＜ヴィラン＞収容施設から脱獄した者＝ダツゴクが蔓延る社会。主人公・緑谷出久（デク）たちヒーローと敵＜ヴィラン＞の最終決戦の直前、世界を揺るがす大きな事件が巻き起こるというストーリー。