2頭の“友道血統”に武豊騎手と川田騎手を起用 友道厩舎が5年ぶりの菊花賞2勝目を狙う

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2024年10月17日 12:15  netkeiba

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菊花賞でGI初制覇を目指すメリオーレム(今年9月撮影、ユーザー提供:きゃっぷさん)
 菊の友道を忘れるな! 友道康夫厩舎がメリオーレム(牡3)とアドマイヤテラ(牡3)の2頭出しで、菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)の5年ぶり2勝目を狙う。

 友道厩舎はこれまで菊花賞に17頭が参戦。14年以降は毎年少なくとも1頭を出走させている。初挑戦の09年は皐月賞馬のアンライバルドで15着。12年は5番人気の伏兵スカイディグニティで2着。そして19年のワールドプレミアで初制覇を果たした。近年も21年のレッドジェネシス(13着)、昨年のサトノグランツ(10着)など、毎年のように有力馬を送り込んでおり、菊花賞に欠かせない厩舎といえる。

 11年連続の参戦となる今年はメリオーレムとアドマイヤテラの2頭出しだ。メリオーレムは厩舎ゆかりのシュヴァルグラン産駒。春はすみれSが3着、プリンシパルSが2着で日本ダービー出走を逃したが、前々走の西部スポニチ賞で待望の3勝目を手にした。続く神戸新聞杯は5着だったが、道悪が堪えてのもの。血統的に距離延長はプラス、加えて鞍上も頼れる川田将雅騎手とあれば、上位進出があっていい。一方のアドマイヤテラも母がクイーンC覇者のアドマイヤミヤビという「友道血統」だ。春は若葉S、京都新聞杯がともに4着だったが、前走の茶臼山高原特別で3勝目をゲット。その後は菊一本で調整されてきた。レイデオロ産駒らしくスタミナは満点。鞍上に武豊騎手を配し、期待は高まるばかりだ。

 名手2人を配し、甲乙つけがたい名門の2頭。ともにGI初挑戦とあって伏兵の立場だが、上位独占があっても決して驚けない。

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