カプセルトイ「手のひらネットワーク機器」用のミニチュアサーバラック登場 日東工業とコラボ

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2024年10月17日 12:21  ITmedia NEWS

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「日東工業サーバーラックFSシリーズ」(奥)。カプセルトイの「手のひらネットワーク機器」や「手のひらPC&サプライ」と組み合わせてサーバルームを再現したイメージ

 カプセルトイ「手のひらネットワーク機器」シリーズを手掛けるターリン・インターナショナル(東京都墨田区)は10月17日、同じ1/12スケールでサーバラックをミニチュア化した「日東工業サーバーラックFSシリーズ」を発表した。価格は、手のひらネットワーク機器の第1弾の4機種が付属して7000円。


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 独立系SIerのエーピーコミュニケーションズ(以下、APC)が企画し、国内のサーバラック市場で約4割のシェアを持つ日東工業(愛知県長久手市)に声を掛けてコラボが実現した。エポック社のカプセルトイ事業を受け継ぐターリン・インターナショナルが製造販売する。


 監修を担当した日東工業の森田吉範さん(ソリューション技術部 ソリューション技術課)によると「本物さながらの精巧な作り。実物と同様に扉や側板は全て外せる。ケーブルはカプセルトイよりも長めのものが入っているため、配線作業も楽しめる」という。


 LANケーブルは8本、電源ケーブルは4本が付属する他、ラックの天面や背面に装着する冷却ファン(計5個)、2種類のケーブルホルダー、ケーブルパネル、ブランクパネル、電源タップといったパーツを同梱。複数のラック(別売)を購入した場合に連結するパーツも本物と同じデザインだ。


●「手のひらPC&サプライ」も復活


 ターリン・インターナショナルは併せて、手のひらネットワーク機器第2弾の再販と、2019年に発売したカプセルトイ「手のひらPC&サプライ」のリニューアル販売を発表した。手のひらPC&サプライは、手のひらネットワーク機器とほぼ同スケールでノートPCやディスプレイなどの周辺機器をミニチュア化したもの。


 リニューアルのポイントは、モニターとノートPCの画面に貼るシールを新たに付属したこと。APCのネットワークテスト自動化ツール「NEEDLEWORK(ニードルワーク)」とZabbix Japanの統合監視ツール「Zabbix(ザビックス)」の画面を再現している。手のひらネットワーク機器やサーバラックと組み合わせれば、社内サーバルームやデータセンターの風景を再現できる。


 手のひらネットワーク機器第2弾は1回500円。手のひらPC&サプライは1回300円。いずれも26日から全国のカプセルトイ売り場で販売する。


 なお23日に幕張メッセで開幕する「Japan IT Week」の日東工業ブースでミニチュアサーバラックなどの展示を行う。「実物も展示するので、両方見られる貴重な機会になる」(APC)という。


 ブースでは来場者の先着300人に手のひらネットワーク機器2や手のひらPC&サプライをプレゼント。なお「中には“当たり”があって、サーバラック(ミニチュア)がもらえる」としている。



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