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横浜市青葉区の住宅で住人の高齢男性が手足を縛られて死亡しているのが見つかった事件で、住宅の室内が荒らされ、複数の種類の異なる土足跡が残っていたことが捜査関係者への取材で判明した。県警は17日、強盗殺人事件と断定し、捜査本部を設置。複数の人物が侵入したとみて、首都圏で相次ぐ強盗などの事件との関連を調べている。
県警によると、死亡したのは無職の後藤寛治さん(75)。後藤さんは脱衣所で倒れており、手足を粘着テープで縛られていた。体には広範囲にわたって打撲痕があったという。県警が17日に司法解剖した結果、死因は全身打撲による出血死だった。
捜査関係者によると、住宅の室内は何者かが物色したような跡があった。また、異なる種類の土足跡が複数残っていたという。
後藤さんは妻と2人暮らしで、妻は数日前から外出中だった。近隣住民からの通報を受けて警察官が駆け付けた際には、玄関のドアは施錠されておらず、脇の窓が割られていたという。【宮本麻由、横見知佳】
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