雨宮天&伊藤美来&高橋李依&鬼頭明里&長谷川育美『がんばっていきまっしょい』激推しシーンを紹介

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2024年10月18日 11:00  ORICON NEWS

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『がんばっていきまっしょい』メインビジュアル (C)がんばっていきまっしょい製作委員会
 劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』(25日公開)のキャストである雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美の激推しシーンのコメントが到着した。

【画像】美麗なシーンや力量が問われた『がんばっていきまっしょい』キャスト激推しシーン

 原作は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した傑作青春小説『がんばっていきまっしょい』(敷村良子氏著)。自然豊かな愛媛・松山市を舞台に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの成長や、等身大の心のゆらぎを瑞々しく描く物語。1998年に田中麗奈主演で実写映画化され、2005年にも鈴木杏、錦戸亮出演でドラマ化された。

 今回のアニメ映画では監督を宮崎駿監督の三鷹の森ジブリ美術館短編『毛虫のボロ』のCGディレクターを務め、『あした世界が終わるとしても』でアヌシー国際アニメーション映画祭コンペティション部門にノミネートし注目を集める櫻木優平氏が担当。脚本は『五等分の花嫁』の大知慶一郎氏、『ラブライブ!』の西田亜沙子氏がキャラクターデザインを務める。

 ボート部の青春を描いた本作の最大の魅力ともいえる“水の描写の美しさ”。先行上映で鑑賞した観客からは「水面が本当にきれい!」「水の感じがとにかくすごい!」といった声が。キャスト陣もキャラクターに声をあてながら、その描写に驚きを隠せなかったそう。ダッコ(兵頭妙子)を演じた鬼頭は「ボートのシーンでは特に、CGのよさと手書きアニメのよさが合わさっているなと思いました。実際にこの上をボートで進んだら気持ちいだろうなぁというのがすごく伝わってきました」と語り、CGアニメーションならではの最先端技術で表現された美しさに魅了されたという。イモッチ(井本真優美)を演じた長谷川は「波のきれいなキラキラ加減と、物語登場人物たちのキラキラした感じとの映像と相まって、全部の空気感がキラキラして見えて魅力的でした」と青春の瞬きを見事に表現した水辺のシーンに感動したと振り返った。

 ヒメを演じた伊藤は「ダッコとイモッチの幼なじみコンビの、テンポとキレのいい掛け合いが大好きです」と語る。共感ポイントの多い“日常的な青春”を描いた本作の中でも、“アニメらしい”部分を担っていると言える各キャラの性格が垣間見えるイモッチとダッコのせりふの応酬シーン。ケンカ口調でたたみかける2人の速いせりふのテンポに思わずクスっとさせられ、傍観しているほかの人物たちも含めてそれぞれのキャラが際立つのが見どころのシーン。悦ネエたちボート部員が練習の後に通いつめる喫茶店・ソフトタイムでは、せりふの上にせりふを重ねていく、まるで実写映画かのような速いテンポで会話劇が進んでいくシーンも見応えが。リーを演じた高橋は「めちゃめちゃ速いテンポであだ名を決めていくところとか、2人同時にツッコんでもらうとか、とても楽しかった!」と収録時の手ごたえを振り返った。

 本作に於いてボートを漕がないシーンでありながら、繊細な心の揺らぎを表現した印象的な花火大会のシーン。伊藤は「本当に花火を見ているよう感覚になってすごく印象に残っています。臨場感がリアルですごかったです」と感想を口にする。映像美だけでなく、この打ち上げ花火の音は、監督が実際の打ち上げ花火の音を現地まで録りに行ったというこだわりも。リアルさをとことん突き詰めた妥協のなさを感じさせるシーンとなる。

 主人公でありながら、言葉数の少ない悦ネエが多用するせりふが「うん」。感情を内に秘めつつ、複雑な心境を「うん」の一言で表現しきるという声優の力量が試されるシーン。リーを演じた高橋は「超伝わってくる!素晴らしかったです!」と興奮気味に熱弁。それに対し当人の雨宮は「『うん』だけのせりふが本当にたくさんありました。(悦ネエは)感情の起伏も激しいタイプではないので、じわっと感情をにじませるのが結構大変で、リテイクを何回も繰り返しました。今の『うん』違ったなぁと思ったら、『すみません、もう一度やらせていただいてよろしいですか?』ってお願いしたりしました」と、自らリテイクを名乗り出たそうで声の表現に余念のない情熱と苦労を振り返った。

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