岩場で写真撮影の20歳男性、大波にのまれ流される カメラが捉えた瞬間に衝撃(インドネシア)<動画あり>

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2024年10月18日 14:01  Techinsight Japan

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インドネシア、ジャワ島東部トゥルンガグンのビーチで13日、岩場で写真撮影をしていた20歳の男子学生(左)。この直後、大波にのまれてしまう(『Bukittinggi Instagram「PENCARIAN AKAN TERUS DILAKUKAN SELAMA 7 (TUJUH) HARI」』より)
インドネシア、ジャワ島東部トゥルンガグンのビーチで13日、岩場で写真撮影をしていた20歳の男子学生が大波にのまれて行方不明になった。男性が波にさらわれ、海に流されていく瞬間の様子はカメラが捉えており、それまで笑い声が響いていたビーチに怒声が響き、緊迫感が漂った。当時の動画とともに、インドネシアのニュースメディア『Berita Heboh』などが報じた。

【この記事の動画を見る】

13日午前8時頃、ケドゥン・トゥンパン・ビーチの岩場で、ロニ・ジョスア・シマンジュンタクさん(Roni Josua Simanjuntak、20)が写真撮影をしていたところ、大波にのまれた。

ロ二さんはスマトラ島東北部メダン出身で、東ジャワ州クディリにある「パレ英語村」で英語を学んでおり、その日は15人の仲間たちと一緒に朝7時頃、ビーチを訪れていた。

ロ二さんが立っていた岩場は、引き潮の時は波が穏やかで絶好の撮影ポイントとして人気だが、満潮時には波が大きく非常に危険だという。

学生のほとんどはビーチで写真撮影後、安全な場所に移動していたが、ロニさんを含む数人が岩場に残り、撮影を続けていて事故に巻き込まれた。

カメラはロニさんの手前の岩場に立っていた男性が波にのまれて転落する様子を捉えていたが、この男性は無事だった。しかしロ二さんは、体勢を崩すとそのまま荒海に流されてしまい、それまで笑って見ていた学生たちが騒ぎ出すのが分かる。

学生たちはロ二さんが荒海に浮かびながら流されていくのをただ見ているしかなく、現場には直ちに合同の捜索救助(SAR)チームが派遣されたが、2〜4メートルの高波のため、捜索は難航した。


なおロ二さんは、15日の時点でも見つかっておらず、捜索は7日間が予定されている。この事故を受けて当局は、常に大波に注意し、荒れた海には近づかないようにと警告している。


ちなみに先月にはオーストラリアでも、岩場で撮影をしていた16歳男性が波にのまれて行方不明になり、当時の動画が拡散した。海は当時荒れていて、波が高く強風が吹き、足を滑らせた男性は岩に戻れず、そのまま流されたと伝えられた。




画像は『Bukittinggi Instagram「PENCARIAN AKAN TERUS DILAKUKAN SELAMA 7 (TUJUH) HARI」』『NeedToKnow.co.uk 「Horror moment missing, feared dead tourist, 20, gets swallowed up by massive wave while taking snaps」(Picture: Jam Press)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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