自炊は健康的で節約になるが、料理が好きでない人にとっては「面倒くさい」という悩みのタネだ。そんな人には、炒めや煮込みなどをボタンひとつでやってくれる「自動調理器具」がおすすめ。
一人暮らしや2〜3人の家庭にぴったりなベルソスの全自動調理器「BOCCHI VS-KE44」を購入したのでレビューする。
■価格が安くて試しやすい
自動調理器の人気機種といえばシャープの「ホットクック」や、パナソニックの「オートクッカー ビストロ」などだが、価格は数万円することから、とくにあまり料理しない人にとってはハードルが高い。
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「BOCCHI VS-KE44」は13,700円(購入時)と“激安”といってもいいほど安く、調理容量が1.2Lでカレー4〜5皿分が作れて米も2合まで炊けるので、1〜2人分で使用するなら試しやすい。「合わなかったら必要な友達にあげられるからなー」と比較的軽い気持ちで購入したところもある。
同じく1〜2人用の自動調理器では、Amazonの電気圧力鍋のカテゴリで人気のアイリスオーヤマの「電気圧力鍋 2.2L」があり(Amazonプライム感謝祭の先行セール対象品)、こちらも12,000円程度で買えるので試しやすいだろう。
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■ボタンひとつで調理可能
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フタには自動かき混ぜ羽根、調理の様子が見えるガラス窓がついている。
簡易レシピ一覧がついているのですぐに調理できる。豚汁の調理工程を見ると、味噌を量って入れるだけのホットクックのほうがよりシンプルで使いやすそうだが、価格を考えれば仕方ないといえるか。
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■カレーのおいしさに衝撃走る
作る頻度が高く、それでいて手間がかかる料理の代表例のカレーを作ってみる。材料をカットして、ルーを入れて調理ボタンを押し、保温して味をなじませるだけで完成だ。
とろっとして火の通りも問題なし。自動でかき混ぜてくれるので焦げることもなく、想像以上に簡単だったので驚いた。
具材はやわらかくて感動的。あくまでも記者が作ったときの感想だが自分で作るよりおいしい。このカレーを食べたとき、「自動調理器は手放せない」と思った。
その後もカレーは何度か作り、具材を多くして保温時間を取らなかった2回目だけ具材が固くて微妙だったのだが、試行錯誤でレシピを作っていくこの感覚は嫌いではない。
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■その他の料理
カレー、煮込みハンバーグ、シチューなどの煮込み料理、クラムチャウダーなどのスープ類はとくに楽に作れるのでおすすめだ。
手動でも調理できるので、料理が得意な人は自分で調整しながら作るほうが失敗なく作れるだろう。
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■良かった点と悪かった点
「BOCCHI VS-KE44」を使ってみて良かった最大のポイントは、自動調理器の素晴らしさを知れたこと。手作りよりもおいしいカレーができたときは、自動調理器のポテンシャルの高さに本当に驚いた。この価格でなければなかなか手を出せなかったので、買ってよかったと思う。
ただ、同価格帯のアイリスオーヤマの「電気圧力鍋 2.2L」でもこの感想は抱いていたかもしれない。
悪かった点は、ボタン一つではできない料理があるところと、火の通りにバラつきがあるところ。後者はおそらく具材の入れすぎなのだと思われるが、料理を数日分まとめて作る人は大きい容量のものを買ったほうがいいかも。
全体的には満足しているので、自動調理器に興味がある人はぜひ検討してみてほしい。
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商品のデザインや仕様、価格、パッケージなどは執筆当時のものです。変更されている場合がございます。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)