オンラインカジノで賭博＝２０代巡査を停職―長野県警

　海外で運営されているオンラインカジノで賭博をしたなどとして、長野県警は１８日、賭博容疑で警察署勤務の２０代男性巡査を書類送検し、停職１カ月の懲戒処分とした。男性巡査は同日付で辞職した。

　県警監察課によると、男性巡査は３月１８日〜６月１２日、オンラインカジノに数百万円を入金し、バカラ賭博やスポーツ賭博を行った。

　男性巡査はギャンブルのため２０２２〜２４年に消費者金融などから数百万円の借金をし、２２年には同僚の男性職員の下半身を触るセクハラ行為も行っていた。「迷惑をかけた人に申し訳ない」などと話しているという。

　土屋秀夫・首席監察官の話　県民の信頼を裏切るもので、深くおわび申し上げる。職員の指導をより一層徹底し、信頼回復に努める。