【ラグビー】王座奪還狙う開志国際が決勝へ「先制して自分たちのペースに」昨年に続く北越戦

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2024年10月18日 20:19  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

開志国際は前半6分、WTB村山主将がトライ

<全国高校ラグビー新潟県大会>◇18日◇準決勝2試合◇新潟県スポーツ公園



北越が2連覇に王手をかけた。新発田南に40−0で快勝。CTB佐野真之介(2年)が前半に3トライを挙げるなど、立ち上がりからFWとバックス一体の攻防で圧倒した。王座奪還を狙う開志国際は76−12で長岡に勝った。2大会連続で同じ顔合わせになった決勝は26日、長岡ニュータウン運動公園で行われる。


  ◇  ◇  ◇


開志国際は前半7トライ、後半4トライと要所でFWが押し、バックスが縦横無尽に展開した。準決勝からの登場でこの日が初戦。「後半はリズムを崩して自滅した」と高橋昌徳監督(45)が言うように2トライを許したが、「相手に関係なく自分たちのやることはやる」(高橋監督)とプレーに迷いはなかった。


昨年、北越に決勝で敗れて3連覇を逃した。当時のスタメンが10人残っている。WTB村山楓主将(3年)は「この1年、早かった。充実していた」と言う。強化したいことに全力を尽くしている間に、時間が経過した。7人制世界学生選手権の日本代表、WTB星遥大(関東学院大1年)ら個が強かった昨年と比較し、スターはいない。その分、チーム力を磨いてきた。


この日も反則が重なると、「(点を)取り急ごうとするな」と村山主将だけでなく、チーム全体から声が出た。結束を意識して戦った。昨年の雪辱を狙う決勝もスタイルは同じ。「先制して自分たちのペースにしたい」と村山主将。1年分の思いをぶつける。

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