【箱根駅伝予選会】中央学院大、吉田礼志が日本人トップでタイム荒稼ぎ 5位で2年連続本戦出場

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2024年10月19日 15:49  日刊スポーツ

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ゴール手前を日本人トップで通過する中央学院大・吉田(撮影・滝沢徹郎)

<第101回箱根駅伝予選会>◇19日◇東京・陸上自衛隊立川駐屯地〜立川市街地〜国営昭和記念公園◇ハーフマラソン(21・0975キロ)



中央学院大がエース吉田礼志(4年)の日本人トップの快走で5位に入り、2年連続24度目の本大会出場を決めた。


気温25度を超える蒸し暑い悪条件下のレースで、吉田は序盤から日本人の集団から飛び出して、先頭を走る留学生集団を追いかけた。


レース前は全体トップを目指していたが「気温が高かったので、最初から留学生集団にいたら後半に足が止まると思った。全体トップより少しでもタイムを稼ごうと思った」と、目標を切り替えたという。


23年2月の丸亀ハーフで1時間0分31秒の当時の日本人学生最高タイムで快走。同12月には1万メートルで27分47秒01で中央学院大記録をマークしたが、今年1月の箱根は「花の2区」で区間14位に終わった。最終学年で臨む本戦はリベンジの2区区間賞を目標に掲げている。


1月の箱根後は左足の腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)を痛め「1〜3月で2カ月満足に走れなかった。補強とかを中心にやっていた」という。最後の箱根まで3カ月弱。「(後半の)起伏で足を残す余裕がなかったので、まだ体が出来上がっていないと感じた。補強をやっていきたい」。ゴールした吉田は、早くも本戦へ向けた課題と向き合っていた。【首藤正徳】

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