【フィギュア】SP首位発進“りくりゅう”、フリーへ最終調整…三浦佳生は「バッチリです」

0

2024年10月20日 05:38  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

フィギュアスケートGPシリーズ第1戦スケートアメリカ ペア・フリーへ向けた公式練習で笑顔を見せる木原(左)三浦組(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇19日(日本時間20日)◇米テキサス州アレン◇公式練習



【アレン=藤塚大輔】ペアでショートプログラム(SP)首位発進の「りくりゅう」こと三浦璃来(22)木原龍一(32)組(木下グループ)がフリーへ向け、本番の会場で最終調整した。木原が頭上に三浦を投げて受け止めるツイストリフトなどを確認。2人で並んで跳ぶジャンプでは、木原が1本目の3回転トーループで転倒し、互いに苦笑いを浮かべる場面もあった。


2季ぶりにGPシリーズに出場している2人は、前日18日(日本時間19日)のSPで77・79点を記録。自己ベストまで2・93点に迫る高得点をマークし、2位には7・13点差をつけている。


左太もも痛を抱える三浦佳生(19=オリエンタルバイオ/明治大)も、SPへ向けた公式練習に参加。曲をかけた練習では、冒頭で4回転サルコー−3回転トーループの連続ジャンプを降りた。前々日には苦悶(くもん)の表情で症状を明かしたが、この日は時折笑顔も見られた。会場を後にする際には「バッチリです。全然昨日までと違います」と復調を強調した。


22年全日本選手権2位の島田高志郎(23=木下グループ)、昨季のスケートアメリカ6位の吉岡希(20=法政大)もSPへ向けて調整。昨季の世界選手権を制したイリア・マリニン(19=米国)は4回転ルッツをはじめ、複数の4回転ジャンプを着氷させた。


女子SPで日本勢最高の3位発進の渡辺倫果(22=三和建装/法政大)、同4位の樋口新葉(23=ノエビア)、同10位の青木祐奈(22=MFアカデミー)も氷の感触を確かめた。


ペア・フリーは午前4時43分、男子SPは同7時16分、女子フリーは同9時6分から行われる。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定