母親の暴行で小学生の娘死亡、死因は腸の損傷による腹膜炎 北海道小樽市

北海道小樽市で小学校低学年の娘が40代の母親から暴行を受けて、その後、死亡した事件で、娘の死因が腸の損傷による腹膜炎だったことがわかりました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、小樽に住む40代前半の母親です。母親は17日からおとといまでの間に、自宅で小学校低学年の娘の腹などを殴ったり蹴ったりして、けがをさせた疑いが持たれています。

警察によりますと、消防が自宅に駆け付けた時、娘は意識と呼吸がない状態で床に仰向けで倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。

近所の人
「『おばさん』とか『こんにちは』と言ってきて、すごく人なつこい。ショックだったよ」
「ほかの子より痩せてきたからね。心配はしていた。もの食べないというからさ」

調べに対し、母親は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。

司法解剖の結果、娘の死因は、腸の損傷による腹膜炎だったことが判明しました。

警察は容疑を傷害致死に切り替えて、きょう母親を送検する方針です。