苦手な同僚との接し方に悩む…長嶋一茂、リスナーからの相談に「簡単に言うと相手を“いないもの”だと思う。つまり達観するしかないんですよね」

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2024年10月20日 06:10  TOKYO FM +

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苦手な同僚との接し方に悩む…長嶋一茂、リスナーからの相談に「簡単に言うと相手を“いないもの”だと思う。つまり達観するしかないんですよね」
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」レギュラーコメンテーターの玉川徹とフリーアナウンサーの原千晶がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「ラジオのタマカワ」。「テレビではまだ出せていない玉川徹の新たな一面を発信!!」をコンセプトに、ビジネス、キャリア、マネー、カルチャー、エンタメ、音楽など、さまざまなジャンルをテレビとは違った角度から玉川が深掘りしていきます。

10月10日(木)の放送では、玉川の代演パーソナリティとして長嶋一茂さんが出演。リスナーから寄せられた悩み相談に答えていきました。


(左から)パーソナリティの原千晶、代演パーソナリティの長嶋一茂さん



◆すべてが思い通りになる職場は存在しない

原:今回はリスナーさんのお悩みを紹介していきたいと思います。

<リスナーからのメッセージ>

私の悩みは苦手な同僚との接し方についてです。私は小規模の職場で働いているのですが、どうしても苦手な人がいて困っています。その人に嫌なことをされたわけでも、迷惑な思いをしたわけでもありません。ただ、何となく仲良くしたくないと感じてしまうのです。

誰とでも仲良くするのは難しいと思っています。どうしたらイライラせず、穏やかに仕事ができるのでしょうか? 気持ちの切り替え方を教えてください。

長嶋:真剣な相談を私にしていただいてありがとうございます。

原:みんなと気が合うって難しいことですよね。

長嶋:このお悩みは居心地の悪さの話をされていますよね。その場の居心地が悪かったら、そこを出て行ける状況だったら出ればいいと思うんですよ。これって居心地をどこまで求めるかってことなんだよね。

人間って自由を求めますけど、本当の自由というのはルールあってのものだと思います。何でもかんでもしていいっていうのは自由ではないんだけど、人間ってそこを求めますよね。居心地についても自由と同じことが言えると思います。

原:一茂さんは仕事場で気が合わないなと思う方はいましたか?

長嶋:いまだにたくさんいますよ。でも、それって当然なんですよ。

原:そういうときはどうするんですか?

長嶋:簡単に言うと相手を「いないもの」だと思う。つまり、達観するしかないんですよね。

原:それがなかなかできないんですよ(笑)。

長嶋:実は職場って、自分が100パーセントやりたいことっていつまで経ってもできないんですよ。つまり、自分と100パーセント気が合う人なんていないってことです。伴侶とだって価値観のすべてを共有なんてできないですからね。

原:他人だとより難しいですよね。

長嶋:話を戻すと、(その人が)いないものとするか、自分がそこから去るか。一番いいのは、自分から苦手な人にぶつかっていくことですね。

原:ぶつかっていくっていうのは仲良くなりにいくってことですか?

長嶋:生理的に嫌だというお話に聞こえるので、相手とコミュニケーションを取っていくのがいいのかなと思います。

◆つらい出来事も前向きに受け止めて進んでいく

原:続いてのお悩みです。

<リスナーからのメッセージ>

15年前に離婚し、ふたりの息子を育ててきました。この春に息子たちは成人し、肩の荷がおりました。10年間お付き合いをしていた彼とようやくこれから、というときに先日フラれてしまいました。好きな人がいて、その人と結婚するとのことです。

私は本当に男性を見る目がないんです。一茂さんみたいな方はどこにいるのでしょうか。

長嶋:最後の一行が嬉しい(笑)。これは切実なお話ですね。

原:10年間お付き合いをされていたとのことで、これはショックなお話ですよね。

長嶋:ずっと母子家庭で大変な思いをされてきたと思いますし、お子さんが成人されたことで少し安心する部分はありますね。ただ、そうはいってもこの方自身の恋愛は別の話ですから。

原:質問としては、一茂さんのような方はどこにいるのかを知りたい、ということですかね。

長嶋:いや、申し訳ないけど、僕みたいな人はどこにでもいるんじゃないですかね(笑)。

原:そんなことはないと思いますよ。でも、男性を見る目って難しいですよね?

長嶋:男性を見る目がない女性と同じように、女性を見る目が男性にも基本的にはないんですよ。

原:実体験で感じることがあったんですか?

長嶋:お互いに惹かれ合うっていうのは、男女それぞれにないものを求め合うんですよね。でも、ないものを求め合ってお付き合いして結婚すると、段々とそこを求めなくなってくるじゃないですか。そうすると、夫婦のあいだでいろんなことが起こってくる。

原:ケンカが増えたりとか。

長嶋:それもありますね。考え方としては、人間って起きたことはすべて肯定して生きていくしかないんですよ。10年間待って結婚できないのは本当にかわいそうですし、残念なことだったと思います。「あの人と結婚しなくてよかったな」と肯定的に考えて、次の方との出会いに向けて頑張るしかないかなと思います。

原:一茂さんから見て、いいなと思う男性はどういう方ですか?

長嶋:やっぱり親孝行をする人がいいなと思いますね。

原:家族を大切にする人ですね。

<番組概要>
番組名:ラジオのタマカワ
放送エリア:TOKYO FM
放送日時:毎週木曜 11:30〜13:00
パーソナリティ:玉川徹、原千晶
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/tamakawa/

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