【ラグビー】関学大が摂南大に競り勝って4連勝 2年生フランカー岸本拓歩が流れ変える

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2024年10月20日 14:45  日刊スポーツ

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プレーヤーオブザマッチに選出された関学大FW岸本

<ラグビー関西大学リーグ:関学大42−38摂南大>◇20日◇天理親里ラグビー場◇観衆537人



関学大が2年生フランカーの魂のタックルで接戦を制して4連勝を飾った。


前半を22−12の10点リードで折り返すも後半開始直後の4分、摂南大にトライとゴールで3点差まで迫られた。ミスもあり、じわじわと流れが傾きかけた。そのタイミングで飛び出したのが小樋山樹監督が「ビッグタックル」と称した一撃だった。


ハーフライン付近、フランカーの岸本拓歩(大阪桐蔭)は狙っていた。ボールを保持して進撃してきた相手に低く、鋭いタックルを突き刺した。流れは一変して関学大が3連続トライ。終盤に再び迫られたが、4点差で逃げ切った。


プレーヤーオブザマッチに選出された岸本は「自分の持ち味はタックル。ラインアウトの時点から狙っていました。自分のタックルで流れを持ってきたかった。よかったです」とはにかむ。小樋山監督は「チームが大事にしているDF、体を張るを体現してくれている。だから(レギュラーで)試合に出られている。チームに流れをもたらしてくれた」。


前節の立命大戦も終盤に逆転勝ちと接戦は続くが、「勝ち切れているのは大きい」と小樋山監督は言う。フッカーの平生翔大主将(4年=関学高)も「目標の(全国)ベスト4に向けて成長できるゲームになった」と前向きにとらえる。


次節、11月10日は鶴見緑地で天理大との大一番。その戦いへ、連勝をつなげたことに大きな意義がある。【実藤健一】

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