【体操】26年ロス五輪へ徳洲会の新拠点完成に2000人、岡慎之助「まさかこんなに来るとは」

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2024年10月20日 17:46  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ガラス張りで日差しが差し込む新拠点で練習を開始する徳洲会の選手ら

五輪連覇へ、最高の環境が整った。徳洲会体操クラブが20日、新たな練習拠点となる鎌倉市の「徳洲会ジムナスティクスアリーナ」のオープニングセレモニーを行った。これまでの拠点から1・5倍ほど広くなったフロアには、男子の6種目の器具が2個以上設置され、ガラス張りの壁からは青空ものぞく明るさを重視した施設。男子では国内最大級の規模に、米田功監督は「久しく連覇はできていないので、日本としてオリンピック連覇をしっかり実現させていくために、集中して取り組んでいきたい」と所信を述べた。


パリ五輪では団体総合、個人総合、種目別鉄棒の3冠に輝いた岡慎之助(20)、鉄棒、あん馬のスペシャリストとして団体優勝に貢献した杉野正尭(26)が存在感を放った。所属先として、さらなる充実した環境を用意し、他所属選手からも28年ロサンゼルス五輪での連覇につなげたい意向だ。


岡は「クラブとしてもどんどん連覇を重ねて、新しい徳洲会を作っていきたい」と抱負。この日は約2000名が来場して見学をしたが、「まさかこんなに来るとは。今日見て体操に興味を持ってもらえたらなら。試合会場にも足を運んでいただけたら、僕たちももっと頑張ります」と呼びかけた。


杉野は「特集会が日本の体操を担っていかないといけない。日本のトップ、世界のトップで活躍し続けるチームでありたい」と誓う。18日に26歳の誕生日を迎え、「体操の中では結構ベテランの域に入ってきてるのかな。まだまだ全然気持ち的には若い気持ちもありますし、まだまだ全然いけるって思いはある。今年のテーマは『魅せる』というテーマでやっていく」と掲げた。

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