<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇20日(日本時間21日)◇米テキサス州アレン◇男子フリー
【アレン=藤塚大輔】2年連続出場でショートプログラム(SP)7位の吉岡希(20=法政大)が8位となった。
フリー11位の135・13点と苦しみ、合計215・92点。悔しさをにじませながら「ジャンプが全部うまくはまらなくて、すごく悔しいのが一番。2本目の4回転(ジャンプ)以外は全て締められたんですけど、詰まった降り方が多かったので、すごくもったいないなと思います」と振り返った。
冒頭の4回転トーループはこらえながら、0・95点の出来栄え点(GOE)減点で着氷。続く2本目のトーループが2回転となった。中盤以降もフリップ−トーループの連続3回転、3回転ループなどで乱れが生まれるなど、得意のジャンプで得点を稼げなかった。
昨季は全日本選手権で8位。国際スケート連盟(ISU)非公認で単純比較はできないが、同選手権では249・38点をマークした。約2カ月後の大舞台に向けて「だいぶ期間があるので、またしっかり練習していきたい」と大技4回転ルッツの精度などを高めていく。異国の地での悔しさを、次の舞台に生かす。
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