【フィギュア】14度目でGP初V樋口新葉「まさかという感じ」祝福は五輪決定時並み160件

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2024年10月21日 10:32  日刊スポーツ

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GP初優勝を飾った樋口新葉(撮影・藤塚大輔)

【アレン(米テキサス州)20日(日本時間21日)=藤塚大輔】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカで頂点に立った女子の樋口新葉(23=ノエビア)が、フリーから一夜明けてGP初優勝をかみしめた。


会場でエキシビション前に取材対応。16年からGPシリーズに参戦し、ファイナルを含めて14度目の出場で初優勝となった。反響は大きかったといい「(祝福メッセージは)結構来ました。160件。(北京)オリンピックが決まった時ぐらい来ました」と驚いた。


ショートプログラム(SP)4位から巻き返し、フリーではライバル選手の演技前に全てを出し尽くした。連続3回転ジャンプが3回転−2回転になったことなど「練習通りのことができなかった」と課題も踏まえつつ「優勝なんて、もう全然。そんなものは狙っていなくて『とにかく3位までには入れるようにしたいな』というのが、結構大きい目標でした。全然それより上は狙っていなくて『まさか』という感じです」と素直な心境を明かした。


次の照準は第3戦フランス杯(11月1〜3日、アンジェ)となる。シリーズ2戦上位6人のファイナル(12月、フランス・グルノーブル)進出が懸かっているが「そこはいったん置いておいて、とりあえずフランスでまた表彰台に乗れるようにしたいです」と目標を定めた。

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