全日本大学女子駅伝(27日、仙台市)に出場する拓大が21日、八王子国際キャンパスで壮行会を行い、メンバーを発表。女子1万メートルで日本歴代3位の自己記録(30分45秒21)を保持する不破聖衣来(21=4年)はエース区間の5区に配置された。出場すれば、22年全日本大学駅伝以来2年ぶりの駅伝となる。
この日は最終調整のため欠席。五十嵐利治監督は「5区に不破聖衣来を、自信を持って配置できるのが今年のチームの強み。チーム力は過去最高」と自信を見せた。
不破が欠場した昨年の前回大会では12位に沈み、シード権を逃した。5日の関東大学女子駅伝では7位。エース不在だったが、7年連続で全日本出場権を獲得し。
近年ケガに苦しんできたエースの復活の舞台となる。1年時の21年に1万メートルで自己ベストを記録。21年10月に全日本大学女子駅伝5区で区間新記録を樹立し、同12月のの富士山女子駅伝でも5区で区間新記録を打ち立てた。
2年時以降はケガに苦しんだ。22年10月からは1年半ほど実戦から遠ざかったが、最終学年に入り復調傾向。今月19日には日本学生対校選手権(日本インカレ)で1万メートルに出場し、33分12秒79で7位となった。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。