【ラグビー】日本代表マプスア「光栄」母国NZと初対戦待ちわびる 慶大初の外国人留学生で来日

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2024年10月21日 17:06  日刊スポーツ

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合宿を張る宮崎からオンライン取材で思いを語った日本代表アイザイア・マプスア(C)JRFU

ラグビー日本代表(世界ランク14位)で8月に初キャップをつかんだFWアイザイア・マプスア(23=トヨタヴェルブリッツ)が21日、母国との対戦に胸を躍らせた。


テストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2024」ニュージーランド(同3位)戦(26日、日産スタジアム)に向け、宮崎で合宿中。オンラインで取材に応じ「ニュージーランドで育っていく中で、オールブラックスを子どもの頃から応援していた。自分たちは一貫して、ジャパンのスタイルを貫く。遂行できれば、ニュージーランドにも勝てると思う」と誓った。


自身はニュージーランドで育ち、19年に入試を突破して慶応大ラグビー部初の外国人留学生として来日した。異国の地、さらには日本ラグビーのルーツ校での挑戦は「機会を得られたのは光栄。その4年間をまたやりたいか、というと、やりたくない」。そう苦笑いする日々で「ハードワーク、トレーニングの強度の高さについていくのが、とても大変だった。それを4年間やりきった経験値と、4年間のハードワークが忍耐強さや、体の強さに直結しています」と胸を張った。


相手の来日メンバーには23年の世界年間最優秀選手で、同じFW第3列を担うアーディー・サベア(31=モアナパシフィカ)がいる。マプスアは「高校生のころからの憧れにしていた選手の1人」と目を輝かせる一方で「自分自身が日本を代表できるのが光栄」。臆することなく、勝負を挑む。【松本航】

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