日本バレーボール協会(JVA)は21日、都内で定例理事会を実施し、川合俊一会長(61)と国分裕之専務理事(66)がメディア向け報告会で、男子日本代表監督の候補者を選任したと報告した。候補者の氏名は明らかにせず。国分専務理事は「本日以降、ご本人ならびに所属先との調整に入る」と説明した。
正式なオファーはこれからだが、11月中の発表を目指すという。川合会長は「担当者レベルで本人と話し合いはできている。新しい監督がどこにお住まいになるか分からないので、そういったところの家賃を出すか出さないか、自分の生まれたところに帰ったりする時の旅費など細かい調整はこれから。それが済み次第発表できる」と、交渉の最終段階にあることを示唆した。
21年の東京オリンピック(五輪)でフランス代表を率い、金メダルに導いたフランス出身のロラン・ティリ氏(60)が最有力候補とみられている。ティリ氏は現在、SVリーグ大阪ブルテオン(B)を率いている。
男子日本代表は、今夏のパリ五輪に16年ぶりに自力で出場。東京大会に続いて8強入りしたが、準々決勝でイタリアにフルセットで敗れた。フランス出身のフィリップ・ブラン監督はパリ大会を最後に退任した。
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