【フィギュア】GP初制覇の樋口新葉「一番大事な試合」12月の全日本選手権へ照準を定める

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2024年10月21日 23:49  日刊スポーツ

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フィギュアスケートGPシリーズ第1戦スケートアメリカのエキシビションで演技を披露する樋口(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇20日(日本時間21日)◇米テキサス州アレン◇エキシビション



スケートアメリカの成績上位者によるエキシビションが行われた。


2季ぶりに参戦したGPシリーズで優勝を収めたペアの「りくりゅう」こと三浦璃来(22)木原龍一(32)組(木下グループ)は「Can't stop the feeling!」に乗り、さわやかな笑顔で舞った。女子でGP初制覇を飾った樋口新葉(23=ノエビア)は「Primavera」を披露。ダブルアクセル(2回転半)を着氷させ、リンクを大きく使った滑りで観衆を魅了した。女子2位の渡辺倫果(22=三和建装/法政大)、男子3位の三浦佳生(19=オリエンタルバイオ/明治大)も登場した。


エキシビション前には、日本人選手が取材対応。三浦、木原組は1年7カ月ぶりの競技会での優勝に手応えを示した。昨季は腰椎分離症に苦しんだ木原は「自信を取り戻せた。ケガをせずに練習すれば、求める点数に近いものが出せる」とうなずいた。


樋口はファイナルを含めて14度目のGPで悲願を達成も「いったん結果は置いておきたい」と冷静に振り返った。12月の全日本選手権へ「一番大事な試合」と照準を定め、「優勝したい気持ちがある。今の段階ではまだまだ遠いと感じていますが、今まで取ったことがないので目標」と23歳での初制覇へ意気込んだ。(アレン=藤塚大輔)

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