マイナーチェンジ後のホンダ「シビック」が好調、6MT専用のRSが販売台数の7割を占める

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2024年10月22日 17:21  マイナビニュース

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2024年9月13日にマイナーチェンジモデルが発売となったホンダ「シビック」が好調だ。ホンダが公開した情報によると、発売から約1カ月後の10月20日時点で販売台数は約3,000台。月間販売計画の約6倍を達成しているという。


ピュアスポーツグレードの「TYPE R」を除くと、最新のグレード構成は以下の通り。



■ガソリン車

・LX(CVT):344万8,500円

・EX(CVT):379万8,300円

・RS(6MT):419万8,700円



■e:HEV

・LX(e-CVT):399万8,500円

・EX(e-CVT):430万7,600円



このうち今回のリニューアルで新たに登場した「RS」が、上記の約3,000台という販売台数の約70%弱(約2,000台)を占めている。RSは6速マニュアルトランスミッションのみとなり、ピュアスポーツのTYPE Rまでは望まないが、街乗りベースでマニュアル車の運転やスポーツ走行を楽しみたい――というユーザー層に向けたモデルだ。

新車で買えるマニュアル車は非常に少ないとはいえ、望むユーザー層は一定数いるし、底堅い。マイナーチェンジ前のシビックではガソリン車のLXとEXにマニュアル車があり(マイナーチェンジ後はRSのみマニュアル車)、LX/EXを購入したユーザーのうち約60%弱がマニュアル車を選んでいた。



マニュアル車というと40代〜50代以上のクルマ好きがターゲットに思えるが、RSが想定するのは20代〜30代。現に発売から1カ月、RSは20代を中心に売れているそうだ(一方でe:HEVは50代が中心)。ホンダとしてはいわば狙い通り、クルマという裾野の一部を広げることに成功しているといえるだろう。



RSを購入したユーザーから評価されている点としては、「軽快でスポーティーな走り」、「RS専用の軽量フライホイールやレブマッチシステム、足回り設計によるRSならではの軽快でクルマと一体感のある走り」などを挙げている。10月20日時点における、ホンダが公開した情報は以下だ。



■グレード別の構成比

・LX(CVT):2%

・EX(CVT):5%

・RS(6MT):67%

・LX(e-CVT):7%

・EX(e-CVT):19%



■ガソリン/e:HEV、トランスミッション別構成比

・ガソリン(6MT):67%

・ガソリン(CVT):7%

・e:HEV(e-CVT):26%



■人気カラー(トップ3)

・プラチナホワイト・パール:40%

・クリスタルブラック・パール:23%

・ソニックグレー・パール:17%(林利明)

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