祖父トウカイテイオーが成し得なかった天皇賞(秋)制覇は目の前 ベスト舞台でGIタイトル獲得なるか

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2024年10月22日 20:45  netkeiba

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レーベンスティール(10月16日撮影、(c)netkeiba)
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が21日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。27日(日)に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は複数頭の名前を挙げたが、レーベンスティール(牡4、美浦・田中博康厩舎)を真っ先にピックアップした。「3歳時からトモの筋肉の張りが超S級でしたが、この秋はその後躯の発達に前躯が追いついてきた印象を受けます」と解説。「胸が大きくなり、上腕三頭筋もひと回り大きくなりました」と馬体面の成長を指摘した。ただゴツくなったわけでは無いとし、「天性のシャープさは健在」と表現。「胴長で四肢が長く、何より小顔で、格好良い馬体写真となっています」と述べた。

 管理する田中博師が「ベストは東京ワンターン」と公言しているように、伸びやかで大箱向きのシルエットをしている同馬。推進力の源という臀部の半腱半膜様筋や、大腿二頭筋の発達を指摘し、「トップスピードの限界値も相当高いところにあるはず」と口にした。「予断は許さない」と前置きしつつ、「イレ込み癖も鳴りをひそめており、顎をしっかり引いたひきしまった表情からは精神状態の良さも感じ取れる」と絶賛。「祖父(母の父)トウカイテイオーが成し遂げられなかった天皇賞制覇はもう目の前です」と力強くまとめた。

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