縦にデュアルモニターできる“変態”ノートPC、国内販売へ 中国GPDから

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2024年10月22日 22:01  ITmedia NEWS

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デュアルディスプレイを縦に並べて利用可能(公式サイトの動画より)

 国内外のPCブランドの正規代理店を務める天空は10月22日、13.3インチのデュアル有機ELディスプレイ搭載のノートPC「GPD DUO」国内正規版を販売すると発表した。開発したのは、ゲーミングPCなどを手掛ける中国GPD Technology。発売は12月13日を予定しており、価格は25万700円から。


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 3K、Adobe RGBカバー率100%の有機ELディスプレイ2枚を搭載し、セカンドディスプレイとメインディスプレイを縦に並べて使うことができる。18インチのスクリーンエリアを確保し、セカンドスクリーンは、メインディスプレイの拡張・ミラーリングのどちらにも対応。左右ではなく、上下2画面を実現することで、通常のノートPCよりも下を向かずに操作できるなどの利点があるという。


 CPUには、AMDの「Ryzen AI 9 HX 370」「Ryzen 7 8840U」を採用している。前者の内蔵GPUは前世代と比較して33%性能が向上しており、Copilot+ PCの要件である40TOPSを超える50TOPSのNPU(AI処理プロセッサ)も搭載。メモリは最大64GBまで搭載でき、そのうち16GBまでVRAMに割り当てられる。これにより、ゲーミング処理やAI処理がスムーズに実行できるとしている。


 OCuLinkポートも搭載。同社のOCuLink対応外付けGPUなどを接続し、GPU処理を高速化できる。


 80Whのバッテリーを内蔵しており、100W PD超急速充電にも対応している。本体はアルミニウム合金製で、サイズは297(幅)×209.65(奥行き)×23.8(高さ)mm、重さは2285g。


 価格は、8840U/32GB/1TBで25万700円、HX370/32GB/1TBで29万4000円、HX370/64GB/2TBで32万5000円としている。



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