ヴィーガンフレグランス 「イマジナリー・オーサーズ」が日本初上陸 架空の小説がモチーフの香り

0

2024年10月23日 09:01  Fashionsnap.com

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fashionsnap.com

写真
 アメリカ・ポートランド発のヴィーガンフレグランス「イマジナリー・オーサーズ(Imaginary Authors)」が10月31日に登場する。「シボネ(CIBONE)」や「Red, Gold & Green」などで取り扱い、オードパルファン(全18種、50mL 2万1450円、14mL 9790円 ※Red, Gold & Green限定)とフレグランスのセット(2mL×8本 1万1110円)を展開する。日本での展開は初めて。

 イマジナリー・オーサーズは、2012年に調香師ジョシュ・メイヤーが、インディーズ・ニッチフレグランスのメッカとされるポートランドでローンチ。“芸術を探求する香り、思考を挑発するアート”というコンセプトのもと、ユニークなフレグランスを提案している。「架空の小説家」を意味するブランド名のとおり、すべての香りに架空の⼩説家とその⼩説家が書いた⼩説作品を細かく設定し、本を模したパッケージにムエットを栞としてデザイン。箱の中には50mLのオードパルファンとともに、2mLの異なる⾹りのサンプルを添え、次の⾹り(物語)へとつなげる。
 フレグランスは性別や年齢、国籍、肌の⾊、宗教、そして経済的な考慮を超えたさまざまな属性の⼈々に向けてデザイン。創業から一貫して環境コンシャスな姿勢を崩さず、持続可能な原料をエシカルに調達し、すべての香りにおいて動物由来の原料、人工保存料、フタル酸エステル類、サルフェート、着色料は不使用。
 オードパルファン「フォックス・イン・ザ・フラワーベッド(Fox In The Flowerbed)」は、アルプスの⼈⾥離れた⼩屋で隠遁⽣活を送っていた⼩説家チョンファ・ルリの復帰を記念し、この作家を追跡した学⽣たちによって⽇の⽬を⾒ることになったおとぎ話集がテーマ。たっぷりと摘んだジャスミンとチューリップの濃厚なアロマを、ピンクペッパーコーンとフランキンセンスのタッチで印象づけ、アルプスの⼤⾃然から育まれた万能な⾹りに仕上げた。
 「イン・ラブ・ウィズ・エブリシング(In Love With Everything)」は、フロリダのナイトクラブやバーに出入りする、10代の少⼥たちの不良グループを追尾したドキュメンタリー⼩説をモチーフに、ネオンラズベリーやシトラスパルプ、ココナッツパームシュガーをブレンドしたジェンダーレスな香り。
 「セイント・ジュレップ(Saint Julep)」は、綿花畑での過酷な労働の後に⿊⼈労働者たちが仲間と集まる酒場を描き、軽いバーボンのボディに清涼感のあるミントリーフと砂糖、そしてほのかなサザンマグノリアの⾹りで引き⽴てたカクテル ミント・ジュレップをイメージしている。
 その他に、「ア・シティ・オン・ファイア(A City On Fire)」、「ア・ウィフ・オブ・ワッフルコーン(A Whiff Of Wafflecone)」、「ブルズ・ブラッド(Bull's Blood)」、「ケープ・ハートエイク(Cape Heartache)」、「エブリ・ストーム・ア・セレナーデ(Every Storm A Serenade)」、「フォーリング・イントゥ・ザ・シー(Fallinf Into The Sea)」、「メモリーズ・オブ・ア・トレスパッサー(Memories Of A Trespasser)」、「オウ、アンノウン!(O, Unknown!)」、「スロー・エクスプロージョンズ(Slow Explosions)」、「サンドランク(Sundrunk)」、「テレグラマ(Telegrama)」、「ザ・ソフト・ローン(The Soft Lawn)」、「ザ・コブラ&ザ・カナリー(The Cobra & The Canary)」、「ランゲージ・オブ・グレイシャーズ(Language Of Graciers)」、「イエスタデイ・ヘイズ(Yesterday Haze)」を揃え、全18種類を発売する。

◾️イマジナリー・オーサーズ:公式サイト

    ニュース設定