“圧巻の逆転劇”でドルトムント撃破も…レアル指揮官は前半に苦言「私たちはあまりにも臆病だった」

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2024年10月23日 09:02  サッカーキング

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レアル・マドリードを率いるアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督がドルトムント戦を振り返った。22日、欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが同監督のコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節が22日に行われ、レアル・マドリードはホームでドルトムントと対戦。昨シーズンの“CLファイナリスト”による再戦は、ドルトムントが前半で2得点を奪う展開となる。しかし、後半は状況が一変。息を吹き返したレアル・マドリードが猛攻を仕掛けると、ヴィニシウス・ジュニオールのハットトリックを含む5得点を挙げて逆転勝利した。

 試合を振り返ったアンチェロッティ監督は、「今シーズン最高の後半だった。これまで以上にドルトムントにプレッシャーをかけることができた」とコメント。後半の45分間を高く評価した一方、前半については「私たちはあまりにも臆病だった。もっとエネルギッシュにプレーできるし、もっとリスクを冒すこともできる。しかし、我々はブロックが低く、プレッシングも十分ではなかった。もっとエネルギッシュなチームだとわかっているのに」と厳しく評価している。

 また、チームの変化に対しては、「ハーフタイムに細かいところを修正するように言った」と明かしつつ、「デュエルに勝つこと、パスミスをしないこと、それが試合の流れを変えることができる部分だ」と指摘。続けて、「私たちが採用したシステムが最も重要だったわけではない。最も重要なのは姿勢であり、選手たちとその貢献だ」と戦術以上に大切なポイントを説明した。

 さらに、「大事なのは良いスタートを切ること、集中力とインテンシティを持って臨むことだ。2−0になるまで待つのはダメだ」と主張。「この点を改善しなければならないが、必ず改善できると確信している」と自信も口にしている。CLリーグフェーズ第4節は来月5日から6日にかけて行われ、レアル・マドリードは5日にホームでミラン(イタリア)と対戦する。

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