大量の引越し段ボールに隠れた違和感、その原因にギョッとした… 「最高のイタズラ」と称賛の嵐

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2024年10月24日 04:50  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

新しい場所で新しい生活が始まる引越しは心躍るもの。だが、その直前の「荷造り」や「荷解き」が億劫で、引越しに踏み切れない人も少なく無いだろう。

現在X上では、引越しのそんな憂鬱を吹き飛ばす、母親の「お茶目なイタズラ」が話題となっている。

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■この段ボール、何かがおかしい…?

注目を集めているのは、Vtuber・天地華恋さんが投稿した1件のポスト。

「お母さんにダンボール詰め手伝って貰ったら、いらん事しててめっちゃ恥ずかしい…」と意味深な1文の綴られた投稿には、「引越のサカイ」の段ボールがズラリと並び、積み上げられた様子が確認できる。

まさに「引越し真っ只中」といった光景で、特に違和感はないのだが…。段ボールに描かれたパンダのキャラクターを見て、即座に納得。

なんと、それぞれのパンダには「眉毛」など、細かい部分にマジックペンによる「追記」が行われていたのだ。

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■「同じことしてた!」という声も多数

決して派手さのある落書きではないのだが、バリエーション豊かなデザインにチューンアップされたパンダたちの光景はなんとも微笑ましく、ボディーブローのようにジワジワ効いてくる。

件のポストは投稿から数日足らずで2万件以上ものリポストを叩き出し、Xユーザーからは「お母さん、かわいい」「これ業者さんも爆笑やろ」「めちゃくちゃセンスあるお母さんだなぁ」「眉毛の違いで、運んでもらう部屋の指示ができそう」など、称賛の声が続出。

中には「我が家でも同じことしていました!」といった声を上げる人物も少なくなく、「引越のサカイ」ユーザーにとって、パンダへの落書きは「あるある」なのかもしれない。

そこで今回は、引越のサカイこと「サカイ引越センター」に、詳しい話を聞いてみることに。すると、これまた「微笑ますしぎる舞台裏」が明らかになったのだ。

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■発見後の「心境の変化」が最高すぎる

お母さんにダンボール詰め手伝って貰ったらいらん事しててめっちゃ恥ずかしい……😇 pic.twitter.com/6EI3AquZzh

— 天地 華恋🐰👑 ガチ恋してみる? (@honamero777) October 16, 2024

ポスト投稿主・天地さんは、母のイタズラについて「お母さんが帰った後に気付き、思わず笑ってしまいました」と振り返る。

引越し準備の憂鬱さが見事に吹き飛んだそうで、「大変な荷作りがとても楽しくなり、新しく詰めるダンボールには私が落書きしました。とても大変な引越しですが、心に余裕ができました!」と、笑顔のコメントも得られた。

なお、天地さんの母は「日頃から我が子の持ち物に落書きをし、何も言わずひっそり置いておく癖がある」とのこと。そのため、天地さんも普段の調子で写真をポストしたところ、思わぬ反響があって驚いたそうだ。

「お母さんもとても喜んでいました!」とのこと。それにしてもこの親子、ノリノリである。

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■現場スタッフも「ホッコリします」

多くのネットユーザーの注目を集めたパンダ。果たして、引越のサカイではこちらのキャラクターをいつから起用しているのだろうか。

その歴史について、サカイ引越センター・担当者は「当社は1971年(昭和46年)に創業し、72年にパンダをキャラクターに起用しました」と説明する。

当時は、日本に初めてパンダがやって来た時期(上野動物園のカンカンとランラン)であり、サカイ引越センターも「みんなに愛される存在になりたい」という思いを込め、パンダをイメージキャラクターに起用したのだ。

なお、パンダのデザインについては記録がなく、細かい情報に関しては不明とのこと。しかし、現在もテレビCMにて「まごころパンダくん」として活躍するなど、ユーザーにとって非常に馴染み深い存在である。

やはり引越しの現場では、天地さんの母のように「パンダに落書き」を加える利用客も見られるのだろうか。サカイ引越センターの担当者に、今回話題となったポストを見てもらう。

すると、担当者は「当社のパンダの段ボールで遊んで頂き、大変嬉しく思います」と、笑顔に。続けて「現場スタッフも、このようなダンボールを見るとホッコリしております」とのコメントも得られた。

同社としてはパンダへの落書きを好意的に受け止めているようで、「段ボールの中に何が入っているかを記載する欄もあるのですが、お客様自身が分かりやすいのが一番ですので、お好きに書き足して頂ければ幸いです」とも語っている。

「みんなに愛される存在になりたい」という思いから生まれた、引越のサカイのパンダ。誕生から50年以上経った現代でも、その魅力は衰えを見せず、多くのユーザーに愛され続けている。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)

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