日本代表FW上田綺世が待望のCL初ゴール!2点目は幻も…公式戦3戦連発!フェイエノールトがベンフィカ撃破で2勝目!

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2024年10月24日 06:12  サッカーキング

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先制ゴールを決めた上田綺世[写真]=Getty Images
 チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節が23日に行われ、ベンフィカ(ポルトガル)とフェイエノールト(オランダ)が対戦した。

 ホームのベンフィカは、開幕節でツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)を敵地で下すと、第2節では強豪アトレティコ・マドリード(スペイン)を衝撃の4−0で撃破して開幕2連勝を飾った。一方、アウェイのフェイエノールトは初戦でレヴァークーゼン(ドイツ)に0−4と大敗したが、第2節ジローナ(スペイン)戦では敵地で3−2と逆転勝利し、1勝1敗で第3節を迎えた。

 今季の上田は開幕からベンチスタートが続いていたが、エールディヴィジ(オランダ)第6節でライバルのFWサンティアゴ・ヒメネスが負傷し、その試合でゴールを決めると、以降はスタメンに名を連ね、リーグ戦では直近2試合連続得点中と好調を維持している。

 試合の立ち上がり、その上田がいきなり魅せた。12分、スルーパスに反応したイゴール・パイシャオンがラストパスを送ると、上田はペナルティエリア内から冷静に右足でフィニッシュ。見事にGKのニアサイドを射抜いて、先制ゴールを奪った。上田はこれがCL初ゴールで日本人史上14人目のCL得点者となった。

 さらに勢いづく上田は24分、ゴール前の混戦に素早く反応し、GKがこぼしたボールをゴールへと押し込んだ。しかし、ネットを揺らしたあとにVARが介入。直前のプレーで味方にファウルがあったとして、上田の2得点目は認められなかった。

 追加点が取り消された形となったフェイエノールトだが、33分にチャンスをものにする。高い位置でファン・インボムがボールを奪うとショートカウンターを発動し、最後はアントニ・ミランボがペナルティエリア内で突破して鋭いシュート。これがゴールネットを揺らし、リードを2点に広げた。

 一方、2失点を喫して追い込まれたベンフィカは、41分にゴールネットを揺らすがオフサイドで得点は認められず。前半はフェイエノールトが2点をリードして折り返した。

 後半もビハインドを負うベンフィカが積極的に仕掛け、52分にはアンヘル・ディ・マリアが角度のない位置から低く鋭いシュートを放ち、ゴールを脅かす。一方、フェイエノールトも57分にフリーキックからゲルノト・トラウナーがゴールネットを揺らすが、オフサイドで得点は認められなかった。

 すると、66分に試合が再び動く。ベンフィカはカウンターから途中出場のヤン・ニクラス・ベステがシュートを放つと、GKが弾き、こぼれ球をケレム・アクトゥルコールがゴールへ押し込んだ。ベンフィカが1点差に迫る。

 75分に上田がベンチに下がったあと、フェイエノールトは後半アディショナルタイムにアントニ・ミランボが追加点を決め、試合は1−3で終了。フェイエノールトが今大会の成績を2勝1敗とし、ベンフィカは2勝1敗で初黒星を喫した。


【スコア】
ベンフィカ 1−3 フェイエノールト

【得点者】
0−1 12分 上田綺世(フェイエノールト)
0−2 24分 アントニ・ミランボ(フェイエノールト)
1−2 66分 ケレム・アクトゥルコール(ベンフィカ)
1−3 90+2分 アントニ・ミランボ(フェイエノールト)

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