ウェブサイトの制作などを手がける札幌市の会社とその社長が法人税およそ7400万円を脱税したなどとして、東京国税局に刑事告発されました。
法人税法違反などの疑いで東京国税局から刑事告発されたのは、▼札幌市のウェブサイト制作会社「NDH」と、▼宮本清之社長(53)です。
関係者によりますと、宮本社長は「NDH」が持つ関係会社の株式を譲渡する際に支払手数料を水増しして、2020年の所得およそ1億6800万円を隠して、法人税およそ4300万円を脱税したほか、消費税およそ1300万円の還付を不正に受けた疑いがもたれています。
さらに宮本社長はおととし、同様の手口で自身が経営していた別の会社の法人税およそ3100万円を脱税した疑いももたれています。
不正に得た金は、株式投資やゴルフ会員権の購入などに充てられたとみられています。
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JNNは会社と宮本社長に取材を申し込みましたが、回答はありませんでした。