危篤になった親族を見舞うため三重県鳥羽市の答志島を出た船が転覆し、1人が死亡、2人が行方不明となっています。
記者
「三重県答志島上空です。船が転覆しています。周辺では捜索活動が行われています」
鳥羽海上保安部によりますと、きょう午前6時半過ぎ、鳥羽市の答志島の北東の沖合で漁協所属の「ゆたか丸」が転覆しているのが見つかりました。船には3人が乗っていたとみられ、このうち1人は午前8時ごろに海上保安部のダイバーによって救助されましたが、その後、死亡が確認されました。
船は危篤に陥った親族を見舞いに病院へ向かうため、きのう午後10時ごろ、答志島を出港しましたが、その後、連絡が途絶えたということです。
現在、漁協の船や海上保安部の巡視艇などが、残る2人を捜索しています。
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