不正に入手した他人のクレジットカード情報を利用し、新幹線のチケットを購入したなどとして、中国籍の男ら2人が逮捕されました。
逮捕された中国籍の劉虎容疑者(33)は今年8月、仲間と共謀し、JR東海のインターネット予約サービスで、不正に入手した他人のクレジットカードを使用し、新幹線のチケットおよそ24万円分を不正に購入した疑いがもたれています。
また、ベトナム国籍のブ・ティ・チン容疑者(28)も今年7月、同じ手口でおよそ46万円分を不正購入した疑いがもたれています。
警視庁によりますと、劉容疑者はフィッシング詐欺で他人のJR東海のアカウント情報とクレジットカードの情報を得て、チケットを不正購入し、その後、転売していたとみられています。
こうした手口での被害額は、JR東海だけで今年1月から10月までにおよそ8億7000万円に上っているということで、警視庁は偽の購入サイトが増えているとして注意を呼びかけています。
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