<フィギュアスケート:東日本選手権>◇25日◇青森・テクノルアイスパーク八戸◇アイスダンス・リズムダンス(RD)
昨季に4大陸選手権初出場を果たした「うたまさ」こと吉田唄菜(21)森田真沙也(20)組(木下アカデミー)が、70・77点で首位に立った。
大きなミスなく滑りきったが「特に後半の方、少し減速してしまった」と口をそろえた。26日のフリーでは、納得のいく演技をした上で優勝を目指す。吉田は「明日は思いっきり滑りたい」と力を込めた。
カップル結成1年目となった23−24年シーズンは、西日本選手権を制し、全日本選手権でも3位表彰台入り。4大陸選手権にも初出場し、日本勢2番目の10位となった。今夏はカナダのロンドンで練習。世界の大舞台を踏み「氷の上だけじゃなくてウオーミングアップの時から、皆さん『私が一番かっこいい』というオーラを放っていた」(吉田)と衝撃を受けた。それと同時に、自身の立ち位置を再確認。目標を細かく設定できるようになったといい、森田は「総合で180点以上を出したい。技術的な面ではステップやスピンで最低でもレベル2以上は取りたい」と力を込めた。
今季は初めてのグランプリ(GP)シリーズとなる11月のNHK杯にも出場予定。「1日1日の練習がすごく大切だと実感しながら今季をすごしてきた」とうなずきあう2人の目標は、「頑張って第2グループに入りたい」。まずは東日本選手権の優勝で、弾みを付ける。【勝部晃多】
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