【フィギュア】坂本花織、女子SPへ最終調整　吉田陽菜、松生理乃も感触を確認　スケートカナダ

＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）シリーズ第2戦スケートカナダ＞◇25日（日本時間26日）◇カナダ・ハリファクス◇女子公式練習

【ハリファクス＝藤塚大輔】女子ショートプログラム（SP）へ向けた公式練習が行われ、各選手が本番会場で最終調整した。世界選手権3連覇の坂本花織（24＝シスメックス）はSP曲「『天使の復活』と『天使の死』」をかけた練習でフリップジャンプが1回転となるミスがあったが、その後にフリップ−トーループの連続3回転ジャンプを着氷。終始リラックスした表情を見せ、自身にとっての今季GP初戦へ備えた。

昨季の世界選手権8位の吉田陽菜（はな、19＝木下アカデミー）は曲かけ練習で3回転ルッツで転倒したが、その前後ではルッツ−トーループの連続3回転、3回転サルコー−2回転半−2回転トーループの3連続ジャンプなどを降りた。

昨年のスケートカナダ3位の松生理乃（20＝中京大）は曲かけ練習で全3本のジャンプを着氷。前日の練習で入念に確認していた3回転ルッツも降りた。

女子SPは26日午前7時25分、同フリーは27日午前7時10分（ともに日本時間）から行われる。

GPシリーズは10月から11月にかけて6週連続で6大会が行われ、各選手（組）最大2大会への出場が可能。順位に応じたポイントの合計で競い、上位6人（組）が12月に開催されるGPファイナル（フランス・グルノーブル）に出場する。