佐野海舟がフル出場で存在感 板倉滉は終了間際に決定機も2戦連発ならず…福田師王はベンチ入りも出場なし

0

2024年10月26日 05:44  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

佐野海舟と板倉滉[写真]=Getty Images
 ブンデスリーガ第8節が25日に行われ、マインツとボルシアMGが対戦した。

 ホームのマインツはここまで2勝2分3敗の勝ち点8で12位、アウェイのボルシアMGは3勝4敗の勝ち点9で11位につけている。マインツのMF佐野海舟、ボルシアMGの日本代表DF板倉滉はともにリーグ戦全試合先発出場を継続しており、この試合でも両者スタメンに名を連ねた。ボルシアMG福田師王はベンチスタートとなった。

 先にチャンスを作ったのはマインツ。4分にペナルティエリア内右からパウル・ネーベルが触れば1点のクロスをゴール前に供給する。しかし、これは板倉がクリアして得点を許さず、ボルシアMGのピンチを救った。

 その後もナディーム・アミリが立て続けに鋭いミドルシュートを放つなど、ホームのマインツが優位に試合を進めたが、アクシデントが発生。ドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトが足を抑えて自ら交代を要求し、20分で負傷交代を余儀なくされた。

 ただ、その後もマインツのペースは変わらない。佐野は31分にボランチの位置から最終ラインの背後へ飛び出し、マイナスのクロスをアルミンド・ジープへ届けると、32分には遠めから積極的にミドルシュート。攻守で存在感を示した。

 前半終盤も決定的な場面を作ったマインツだが、最後まで得点を奪うことはできず、スコアレスでハーフタイムに突入した。
 
 後半もマインツが主導権を握って試合を進めると、56分に得点が生まれる。ペナルティエリア内右サイドでパスを受けたネーベルがゴール前に鋭いクロスを供給すると、シュテファン・ライナーのオウンゴールを誘発。マインツが先制に成功する。

 苦しい展開となったボルシアMGだが、失点からわずか2分後、右サイドからフランク・オノラが高速クロスを入れると、ティム・クラインディーンストが見事にヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。ボルシアMGがすぐさま同点に追いつく。

 その後、両チームともにシュートまで持ち込むが、なかなかゴールを奪うことができない。マインツは81分に佐野が獲得したフリーキックからマキシム・ライチュがゴール前でシュートするも枠外へ。終盤はボルシアMGが猛攻を仕掛け、立て続けに決定的なシュートを放ったが、GKロビン・ツェントナーのビッグセーブに阻まれた。

 後半アディショナルタイムには、ボルシアMGのユリアン・ヴァイグルのシュートのこぼれ球に反応した板倉が、地面に叩きつけるボレーシュートを放った。しかし、惜しくも枠を捉えることができず、このままタイムアップ。試合は1−1で終了し、互いに勝ち点1ずつを積み上げる結果となった。なお、福田はベンチ入りしたものの出場機会がなかった。

【スコア】
マインツ 1−1 ボルシアMG

【得点者】
1−0 55分 シュテファン・ライナー/オウンゴール(マインツ)
1−1 57分 ティム・クラインディーンスト(ボルシアMG)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定