37歳・年収550万円公務員男性「買いたくない時でも非情に買い続けてくれる」NISAで米国株式に約6年間積み立て続けた結果は?

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2024年10月26日 06:11  All About

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All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は奈良県に住む37歳男性の積立投資エピソードです。
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

37歳・年収550万円公務員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は奈良県に住む37歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻(33歳)、長女(4歳)

金融資産

世帯年収:本人550万円、配偶者100万円
世帯金融資産:現預金500万円、リスク資産2000万円

リスク資産の内訳

・投資信託:1500万円
・米国株:500万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2018年から

2018年から約6年間、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は、NISAを利用してS&P500に「月3万3333円」からスタート。現在は「月10万円」に増額して積み立てているとのこと。

運用実績については「元本250万円→運用益込450万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です(※数字は2024年夏場以前のもの)。

「コロナ禍を除く」と前置きしつつ、「概ねずっと右肩上がりであった」そう。

「積立投資と個別株投資で運良く資産を増やすことができ、3年目で(リスク資産総額が)1000万円」に届き、さらに「コロナ禍(からの回復)で個別株が当たり、2000万円まで増やすことができた」と資産形成に成功しているようです。

37歳・年収550万円公務員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

しかし、前述の通り「コロナ禍は本当に苦しかった」と暴落も経験。

下落相場を経た上で「(その後)結局かなり(株価が)上がったので、積み立てを続けることが重要だと感じた」といいます。

投稿者が語る積立投資のメリットは、「自分のくだらない相場感などを完全に無視して、買いたくない時でも非情に買い続けてくれること」。

これから積立投資を始める人へも「日頃の上がり下がりはできるだけ気にせず、いかなる時も積み立て続けるべし」とアドバイスしています。

新NISAについては、「損益通算ができないため、つみたて投資枠と成長投資枠ともに、インデックス商品に満額投資している」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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