【フィギュア】“うたまさ”吉田唄菜&森田真沙也組が優勝「世界で結果を残す」NHK杯へ

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2024年10月26日 17:59  日刊スポーツ

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東日本選手権でフリーダンスに臨む吉田、森田組(撮影・勝部晃多)

<フィギュアスケート:東日本選手権>◇26日◇青森・テクノルアイスパーク八戸◇アイスダンス・フリーダンス



昨季に4大陸選手権初出場を果たした「うたまさ」こと吉田唄菜(21)森田真沙也(20)組(木下アカデミー)が、フリーダンス103・70点の総合174・47点で優勝した。


今夏にカナダ・ロンドンで3カ月間じっくりと作り上げてきた「ロミオとジュリエット」を演じきり、「とにかく大きなミスなくやれたことはひと安心」と息をついた。それでも「全然もっとできた」(吉田)「取り切れないところばかり」(森田)と満足感はない。フリーの完成度は「まだ10%」。11月のNHK杯(代々木第一体育館)に向け、さらなる成長を誓った。


23年世界選手権で日本最高位タイの11位に入った村元哉中、高橋大輔組が、同年に引退。長きにわたり日本のアイスダンス界をけん引してきた小松原美里、尊組も昨季限りでの解散を発表した。2人の置かれている立場も自ずと変わった。「やっぱり私たちが世界に出て結果を残すことで、日本のみなさんにアイスダンスの良さや楽しさを知ってもらえると思う」と吉田。今大会で2位となった田中梓沙(あずさ、18)西山真瑚(しんご、22)組(オリエンタルバイオ)とともに日本を引っ張っていく。


より強くなった“結果”へのこだわりと、明確になった目標。世界のトップ選手たちが集うグランプリ(GP)シリーズには、NHK杯が初出場となる。目指すは上位5組による第2グループ入り。森田は「今回の大会でみつかった課題を改善しつつ、毎日毎日の練習を大切に仕上げていきたい」と誓った。

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