【フィギュア】“あずしん”田中梓沙、西山真瑚組が今季初戦2位で終える「滑りきれてよかった」

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2024年10月26日 18:40  日刊スポーツ

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東日本選手権でフリーダンスに臨む田中、西山組(撮影・勝部晃多)

<フィギュアスケート:東日本選手権>◇26日◇青森・テクノルアイスパーク八戸◇アイスダンス・フリーダンス



昨季の全日本選手権で準優勝の「あずしん」こと田中梓沙(あずさ、18)西山真瑚(しんご、22)組(オリエンタルバイオ)は、フリーダンス96・66点の合計163・99点で2位だった。10月末までずれ込んだ今季の初戦を終え、「滑りきれてよかった」と声をそろえた。


7月のアイスショー「ドリーム・オン・アイス」の前に田中が肋骨(ろっこつ)を負傷。カップルでの練習を再開したのは約2週間前で、フリーの曲かけ練習もわずか「5、6回程度」だった。痛み止めを飲んで何とか臨んだ本番だったが、ブランクを感じさせない息ぴったりの演技を披露。西山の転倒があったものの、最後まで笑顔で初披露の「エリーゼのために」を踊りきり、西山は「お客さんの前で滑る感覚を勉強できて、これからのシーズンに役立てられたら」と前を見据えた。


11月にはグランプリ(GP)シリーズのNHK杯(代々木第一体育館)に出場予定。「ケガがこれ以上悪化しないように、練習の時間などを調整して、とにかく出場できるように全てを整えたい」と西山。飛躍の日を思い描きながら、地道に歩を進めていく。

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