【フィギュア】大島光翔、2年ぶりVで破顔「今日は100点」7本のジャンプを全て着氷

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2024年10月26日 20:45  日刊スポーツ

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東日本選手権シニア男子 表彰台に立つ(左から)北村凌大、大島光翔、戸田晴登(撮影・勝部晃多)

<フィギュアスケート:東日本選手権>◇26日◇青森・テクノルアイスパーク八戸◇男子フリー



ショートプログラム(SP)1位発進の大島光翔(21=明治大)が、フリー142・22点の合計210・69点で2年ぶりの優勝を果たした。


トリプルアクセル(3回転半)と3回転トーループのコンビネーションや、後半の3回転フリップ−オイラー−3回転サルコーの3連続ジャンプなど全てのジャンプを着氷。演技終了後にはガッツポーズも飛び出した。ステップシークエンスで転倒するなど不完全燃焼に終わったSPから、しっかりと挽回。「本当に最後まで集中を切らさずにノーミスできたことだよかった」とうなずいた。


佐藤駿や三浦佳生ら全国トップレベルの選手たちはいない。「優勝しないといけない大会」と、自身にハードルを課して臨んだ大会だった。「ここは全日本選手権」。そう、自己暗示をかけて挑んだ大一番で結果を残し、「『自分に勝つ』という思いで臨んだのが、いい結果につながったのかな」と破顔した。


明大4年生。2年前の優勝とは、ひと味違った。「ほぼ最年長なので、自分がここで優勝して、全員を引っ張っていくような責任感を持って演技をしなきゃと思っていた」と覚悟の一戦だった。合計点は思うような結果とはならなかったが、「今日は100点」。今季の集大成となる年末の全日本選手権へ、この勢いを加速させていく。


2位は178・26点の北村凌大(日本大)、3位は172・52点の戸田晴登(東洋大)だった。

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