■プロ野球 SMBC日本シリーズ2024 第1戦 DeNA3ー5ソフトバンク （26日 横浜スタジアム）
ソフトバンクはDeNAに勝利、4年ぶり12度目の日本一に第1戦を制した。日本シリーズで自球団が持つ最長連勝記録を更新する13連勝に伸ばす。先発・有原が7回を4安打無失点で日本シリーズ初勝利。打線2回2死満塁から有原自身が日本シリーズ初打席で決勝2点タイムリーを放つ。有原は86年西武・工藤公康以来の勝利投手＆勝利打点。9回には今宮と栗原のタイムリーで3点を加点。救援陣は9回に守護神・オスナが3点を失うが逃げ切った。
日本シリーズはソフトバンクが4年ぶり21度目、DeNAは7年ぶり4度目の進出。日本シリーズは7回戦制で先に4勝を挙げたチームが日本一となる。
近藤はベンチ。スタメンは1番ライト・柳田、2番センター・周東、3番ショート・今宮、4番ファースト・山川、5番サード・栗原、6番レフト・正木、7番セカンド・牧原大、8番キャッチャー・甲斐、9番ピッチャー・有原のオーダーを組んだ。
DeNAの先発・ジャクソンは今季25試合に登板、8勝7敗、防御率2.90。前回の10月19日・CSファイナル第4戦の巨人戦（東京D）は6回1/3を6安打4失点で負け投手。今季交流戦での対戦はない。
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1回、柳田は四球も周東は右飛、今宮の打席で柳田が二盗失敗、今宮は空振り三振と3人で終わる。
先発・有原は今季26試合に登板、自身2度目の最多勝・14勝（7敗）、防御率2.36。今季交流戦での対戦はない。日本シリーズの登板は自身2度目、前回は16年・広島戦（札幌D）の第3戦で先発し7回を104球、4安打2失点で勝ち負けつかなかった。
有原は1回、桑原を遊ゴロ、牧を空振り三振、佐野に中安打、オースティンに四球で2死一・二塁とするが宮崎を二ゴロに打ち取る立ち上がり。
2回の攻撃で1死から栗原が四球、正木は中飛、牧原大がレフト線にツーベース、甲斐が申告敬遠で2死満塁とすると日本シリーズ初打席・有原がライトへタイムリーを飛ばし2点を先制する。有原は今季までプロ通算2安打、打点0だった。
2回1死から梶原に中安打も後続を抑え、3回は桑原を遊ゴロ、牧も遊ゴロ、佐野を二ゴロと1番からのDeNA打線を3人で退けた。
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打線は2回2死の柳田の空振り三振から4回1死の栗原の空振り三振まで5者連続三振を喫する。
5回の攻撃で1死から柳田が中安打、戸柱の捕逸で1死二塁から周東は空振り三振、今宮に四球で2死一・三塁とすると代わった2番手・中川颯に山川は空振り三振し追加点を奪えず。
有原は5回、先頭・森敬に一内安打も代打・フォードを右飛、桑原を投直で森敬はスタートを切っており併殺に封じた。
有原は6回、牧を右飛、佐野を三ゴロ、オースティンに四球も投ゴロに仕留める。
7回の攻撃でDeNA4番手・佐々木に1死から周東が中安打、今宮の打席で周東は二盗失敗、今宮は左飛に3人で終わった。
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直後の7回も有原は戸柱を遊飛、梶原を一ゴロ、森敬を見逃し三振とキッチリ3人で抑える。有原は7回を104球、4安打、2四球、4奪三振の無失点で降板。
8回の攻撃でDeNA5番手・山��に先頭・山川が四球で代走・川瀬、栗原の犠打、代打・近藤は申告敬遠で代走・緒方で1死一・二塁とするが牧原大は二直、甲斐は見逃し三振に終わる。
8回は2番手・ヘルナンデスが1死から桑原に右安打も牧を空振り三振、佐野も空振り三振に斬って取った。
9回はDeNA6番手・堀岡に代打・嶺井が中安打で代走・川村、1死後に周東も中安打で一・二塁とすると今宮がライトオーバーの2点タイムリーツーベースを弾き返し、さらに2死後に栗原がレフトへタイムリーを流し打ち、5ー0とした。
9回は3番手・オスナがオースティンにツーベース、2死後に梶原と森敬にタイムリーを浴び、代打・筒香に右安打で2死一・三塁で桑原を投ゴロも自身が悪送球、2死一・三塁も最後は牧を中飛に抑えた。
≪ソフトバンク 日本シリーズ13連勝≫
2018年 広島 第1戦 2ー2 引き分け（マツダ）
第2戦 1ー5 敗戦（マツダ）
これ以降に連勝 第3戦 9ー8（福岡ヤフオクドーム）
第4戦 4ー1（福岡ヤフオクドーム）
第5戦 5ー4（福岡ヤフオクドーム）
第6戦 2ー0（マツダ）
2019年 巨人 第1戦 7ー2（福岡ヤフオクドーム）
第2戦 6ー3（福岡ヤフオクドーム）
第3戦 6ー2（東京ドーム）
第4戦 4ー3（東京ドーム）
2020年 巨人 第1戦 5ー1（京セラドーム大阪）
第2戦 13ー2（京セラドーム大阪）
第3戦 4ー0（福岡PayPayドーム）
第4戦 4ー1（福岡PayPayドーム）
2024年 DeNA 第1戦 5ー3（横浜スタジアム）
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