天皇賞(秋)はスローペース必至 ノースブリッジの粘り込みに注

　天皇賞(秋)当日の東京芝は良。今週からBコースに替わったことで内側の荒れた部分がカバーされて、かなりいいコンディション。2Rの2歳未勝利(芝1600m)で1分33秒1の好時計が出た。午後のレースもかなりの高速決着になる可能性があり、仮にスローなら上がりが速くなるだろう。

　天皇賞(秋)は奥村武厩舎のノースブリッジかホウオウビスケッツのどちらかが逃げることになりそうだが、いずれにしてもペースが上がることはない。ならば、ある程度の位置で運べる馬が有利。人気馬ではリバティアイランドが最も信頼感あり。レーベンスティールは折り合いに多少課題があるものの、ルメール騎手なら中団より前を確保するか。一方、ドウデュースは難しい競馬になりそう。ジャスティンパレスはスタートがカギになる。穴はハナor番手で2000mをぴったり走れるノースブリッジ。ベラジオオペラは絶好枠に加え、絶好の展開になりそうだが、仕上がりに不安が残る。