【ジャンプ】52歳レジェンド葛西紀明がNHK杯4位で2日連続の表彰台逃す「あ〜悔しい〜!」

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2024年10月27日 18:53  日刊スポーツ

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1回目127・5メートルを飛ぶ葛西(撮影・保坂果那)

<ノルディックスキー・ジャンプ:NHK杯>◇27日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)



レジェンド葛西紀明(52=土屋ホーム)は合計238・2点で4位だった。前日26日のUHB杯では3位に入り、2日連続の表彰台を狙ったが、逃した。全体的にわずかな向かい風が吹く条件で、技術勝負となった。1回目は127・5メートルで5位。2回目は126・5メートルで順位を一つ上げるにとどまった。「最悪です。踏み切りでどっちともタイミングが遅れた。あ〜悔しい〜!」と反省した。


失敗ジャンプでも、K点(123メートル)を越えられる調子の良さ。だが高みを目指しているため「優勝を狙うとなると、その失敗は許されない」と満足しない。この日の出場選手は欠場した小林陵侑(27=チームROY)をのぞく日本のトップが集まった。その中でも上位争いに食い込めている。「自信につながっている。これがちゃんと確率良く飛べたら確実にいいところに行けるんじゃないかって自信になった」と手応えをつかんだ。


11月中旬から所属先のスロベニア合宿に参加し、冬のシーズンに向けて調整する。「飛び込む予定」と本数をこなすつもりだ。その後はW杯の下部大会のコンチネンタル杯に参戦する。12月7、8月に中国・張家口、同14、15日にフィンランド・ルカ大会に出場予定。成績によってはW杯メンバーとの入れ替えもある。「すぐに上がれるように頑張る」とやる気に満ちていた。【保坂果那】

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