3戦連発中の上田綺世が負傷欠場…指揮官「彼を出場させるのはリスクが大きすぎる」

　フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が、エールディヴィジ第10節ユトレヒト戦のメンバーから外れた。

　コンディション不良によりユトレヒト戦欠場の可能性が報じられていた上田は、やはり同試合のベンチメンバーから外れた。フェイエノールトは同選手の欠場理由について、「負傷のため」と説明。アルゼンチン人FWフリアン・カランサが、上田の代わりに加入後初先発となった。

　また、ブライアン・プリスケ監督はユトレヒト戦のプレマッチインタビューで上田の状態に言及。「昨日テストして初めて（負傷が）わかった。彼を出場させるのはリスクが大きすぎるので、フリアンを起用するのは簡単な選択だった。私は彼（フリアン）を完全に信頼している。彼は上田とは違う選手だが、チームプレーヤーであることは知っているし、我々のためにゴールを決めてくれることを期待している」と、上田のコンディションがプレーに向けて整っていないことを明かした。

　メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷離脱を受け、代役としての役割を果たす上田は、代表ウィーク前も含めて現在公式戦で3試合連続ゴール中。23日のチャンピオンズリーグ（CL）・グループフェーズ第3節ベンフィカ戦ではCL初得点を挙げており、さらなる得点量産が期待されていたなかでの負傷欠場となった。