<B2:静岡82−75熊本>◇27日◇第5節◇静岡市中央体育館
ベルテックス静岡が、ホームで今季初の3連勝を飾った。熊本ヴォルターズに82−75で逆転勝ち。会場をオレンジ一色に染めた約2500人の地元ブースターに白星を届けた。今季から就任した森高大監督(35)は「苦戦を強いられたが、ブースターの応援のワンプッシュが効きました」と大声援に感謝した。
序盤からリードを許す展開の中、SG新川敬大(29)の存在感が光った。第3クオーター(Q)だけで9得点を挙げるなど12得点3アシスト。持ち味の3点シュートも成功率80%(5本中4本)と攻撃をけん引した。ディフェンスでも、チーム2位の6リバウンドをマーク。攻守で体を張り続け、「勝ててほっとした」と安堵(あんど)の表情をみせた。
それでも第3Q終了時点で3点のビハインド。最終Qで何とかひっくり返しての勝利に「自分のミスで相手に続けて得点を決められてしまった。次戦までには修正していく」と反省を忘れなかった。
チームは沼津、静岡のホーム2拠点で連勝を決め、6勝3敗で西地区2位につける。次節(11月2、3日)は、再びホームの藤枝(県武道館)で福井と対戦。オレンジの大声援をバックに、連勝街道を突き進む。【山口昌久】
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