チェルシー、ニューカッスルを下してリーグ戦3試合ぶりの白星! ジャクソン&パーマー弾で2−1勝利

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2024年10月28日 01:11  サッカーキング

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決勝弾を決めたコール・パーマー [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第9節が27日に行われ、チェルシーとニューカッスルが対戦した。

 エンツォ・マレスカ監督の下、新体制でシーズンをスタートさせたチェルシーは、前節終了時点でプレミアリーグ4勝2分2敗を記録。前々節まで4勝2分と無敗で駆け抜けていたが、前節はリヴァプールに1−2で敗れ、開幕戦のマンチェスター・シティ戦(●0−2)以来となる黒星を喫した。だが、24日にはカンファレンスリーグ(ECL)でパナシナイコスに4−1と大勝。欧州の戦いで悪い流れを払しょくし、国内での戦いに臨む。

 対するニューカッスルは、ここまで3勝3分2敗と波に乗り切れていない印象。開幕直後の4試合は3勝1分と絶好のスタートを切ったが、第4節ウルヴァーハンプトン戦(○2−1)を最後に白星から遠ざかっており、今節はチェルシーの本拠地『スタンフォード・ブリッジ』で5試合ぶりの勝利を狙う。

 試合は立ち上がりの5分に動く。ピッチ中央でクイックリスタートのボールを受けたニコラス・ジャクソンが、うまくターンしてスルーパスを送ると、抜け出したコール・パーマーが冷静にGKニック・ポープとの1対1を制する。チェルシーが幸先良く先手をとったかに思えたが、ここはオフサイドと判定され、ノーゴールとなった。

 だが、チェルシーは19分、今度は文句なく均衡を破ってみせる。自陣低い位置でクリアボールを拾ったマロ・ギュストが中央へ預けると、パーマーが見事なターンから背後のスペースへスルーパスを送る。スピードを上げたペドロ・ネトが左サイドを破り、中央へ折り返すと、最後はフリーのジャクソンが難なく押し込んだ。見事なカウンターアタックからジャクソンが2試合連続ゴールを挙げ、チェルシーが先手を取った。

 1点ビハインドとなったニューカッスルは27分、ルイス・ホールからの浮き球のボールで背後を取ったアレクサンデル・イサクがボックス右からマイナスへ折り返し、最後はハーヴェイ・バーンズがシュート。こぼれ球にサンドロ・トナーリ、さらにはミゲル・アルミロンが詰めるも仕留めきれない。

 それでも直後の32分、ジョエリントンが敵陣で起点を作ってうまく前進すると、バーンズの大外を駆け上がったホールがダイレクトで中央へ折り返し、最後はイサクがダイレクトで仕留める。見事な崩しでゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 そんななか、後半開始早々の47分に再びチェルシーが先行する。ニューカッスルのビルドアップに対してプレスをかけ、ロメオ・ラヴィアが中盤でイサクのバックパスをインターセプト。パスを受けたパーマーがドリブルを開始し、ボックス内まで運んで左足を振り抜く。ボールはGKの手を弾きながらニアを射抜き、チェルシーがまたもリードを奪った。

 再度追う展開となったニューカッスルも75分に決定機を作り出す。最終ラインからボールを繋ぎ始め、センターバックのファビアン・シェアが最前線に大きくロングパス。走り出したイサクがウェズレイ・フォファナと並走し、激しいコンタクトで弾き飛ばしながらフォファナのバックパスをカットする。そのまま冷静にGKをかわしたものの、プレスバックしてきたモイセス・カイセドによってシュートまで持ち込めず。ニューカッスルがビッグチャンスを逃してしまった。

 結局、試合は2−1のまま終了。チェルシーが3ポイントの積み上げに成功した。この後、30日にはカラバオ・カップ(EFLカップ)4回戦が予定されており、両チームは再びコンペティションを変えて相まみえる。今度はニューカッスルが本拠地『セント・ジェームズ・パーク』にチェルシーを迎える予定だ。

【スコア】
チェルシー 2−1 ニューカッスル

【得点者】
1−0 18分 ニコラス・ジャクソン(チェルシー)
1−1 32分 アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)
2−1 47分 コール・パーマー(チェルシー)

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