【フィギュア】佐藤駿2位「終わった瞬間はダメかなと…」ファイナル見据えて安堵/GPカナダ

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2024年10月28日 11:06  日刊スポーツ

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フィギュアスケートGPシリーズスケートカナダ 男子の表彰式で記念撮影に応じる左から佐藤駿、イリア・マリニン、チャ・ジュンファン(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇27日(日本時間28日)◇カナダ・ハリファクス◇男子フリー



【ハリファクス=藤塚大輔】ショートプログラム(SP)2位の佐藤駿(20=エームサービス/明治大)が、2位でファイナルを除いたGPシリーズ6大会連続表彰台に立った。


フリー4位の164・64点を記録し、合計261・16点。3位のチャ・ジュンファン(韓国)を0・85点上回り、最終滑走後に優勝を決めたイリア・マリニン(米国)を残して総合1位と分かると、キス・アンド・クライで安堵(あんど)した。冒頭の4回転ルッツ、演技後半のトリプルアクセル(3回転半)で転倒しながらも、4回転3種4本のジャンプ構成に挑み「終わった瞬間はダメかなと思ったんですけど、結果的に(演技終了時点)1位で少しホッとしました」と素直な心境を明かした。


昨季4大陸選手権2位の実力者。SPでは全3本のジャンプを決めたが、ステップシークエンスでは4段階で上から3番目のレベル2となり「まだノーミスの演技はしても、後半にちょっと疲れが出たりしている」と課題を口にしていた。この日も3回転半の転倒を「普段ああいったミスはしない」と悔やみつつ、シリーズ2戦上位6人が進むGPファイナル(12月、フランス・グルノーブル)へ前進する2位を喜んだ。


次戦はGPシリーズ最終第6戦の中国杯(11月22〜24日)となる。アダム・シャオイムファ(フランス)、マッテオ・リッツォ(イタリア)らとの競演に向け「(4回転)フリップが決まったり、今大会で得た物もすごく大きい。次の中国大会でショート、フリーとノーミスの演技ができるように頑張りたいです」。悔いのない準備を誓った。

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